極上美品18金無垢ホワイトゴールド★ロレックス　チェリーニ★Ref.3805/Cal.1600

 黒く澄み切ったガラス細工のように繊細なその様相…..まるで人の心を写しだすように妖美な漂いを魅せる。腕に馴染む18金無垢というマテリアルにホワイトゴールドというその存在は、シンプルがゆえその物自体の真実の美しさを映し出す。見ているだけで凍り利つくような冷たい視線と腕に嵌めた時の体温に同化する暖かさは、人間本来の持つ影と光という二面性を持つことをこの一品は人々に美しさの根源として表現していると言っても過言ではない…….

“ベンヴェヌート・チェリーニ”……..

各国の宮廷を渡り歩き金細工職人として、天才の称号を我が物としながらも、戦争、そして同性愛、殺人へと駆り立てた波乱万丈な人生…人間本来の持つバラドックスにこそ真実の美を追い求める価値が存在する。その結果、その偉大なる名をのひとつのタイムピースの歴史に刻んでいくことで、”チェリーニ”と言う名に託された深き意味をロレックスは伝えたかったのであると信じる……すべてにおいて不変たる格調高い気品を備えていると言っても過言ではない、そんな一品が今回ご紹介する”Ref.3805”であると断言しよう。
そんな今回の一品、その不変たる美しさを角を描ききることで現実の姿に変え18金無垢という輝きをあえて2ピースのベゼル、バックケース部分をサテンとして封印することで、真なる美しさを内面から表現していると言えよう。しかしケースサイドは鏡面で仕上げられ、18金無垢の存在をあえて表現するという、チラリズム的美学がそこには存在することもこの一品を見た方は必ず感じるであろう。そして真なる美しさの根源たるキャリバーの鼓動は19800振動、古きキャリバーを進化させた名機”Cal.1600”の名の下に17石から18石に上げ、耐久性をより高め、ムーブメントのポテンシャルを最大限に発揮する為に緩急針と平行してテンプアームの先にC型マスロットを装備し、慣性モーメントを利用した緻密な調整を実現した。