発売当初の広告でこんな見出しをつけて販売している
『Why the Rolex Sea Dweller never gets “theDents”』
その見出しのとおり、”なぜロレックス シードゥエラーは潜水病にならないのか”という見出しである。
これは販売当初の広告で、飽和潜水の第一人者である”Tウォーカーロイド”がこの”Ref.1665”のシードゥエラーを腕に嵌め潜水した証言を広告の見出しの中で、300m以上の潜水をした場合に誰もが潜水病ににかかった経験があるだろうと、しかしこのロッレクスシードゥエラーは、我々の命の危険をヘリウムバルブを搭載することで解消することに成功した。それは現実の中で私が立証すると…こんな内容であるが、その内容は当然、一般の民衆からはかけ離れた非現実的な内容で、一般に販売された時計が、とうとうここまできたかと思わせる広告であり、1972年頃にも、2000フィートの潜水シュミレーションを18日間同じく経験したことで、当時オメガもシーマスター600m、ブランパンもフィフティーファゾムスでコメックスに熱いラブコールを送っていたが、広告で掲載されたように頃からこのファーストシードゥエラーが世界最大である飽和潜水を専門とした潜水会社コメックス社として正式に採用されることが決定したことで、ロレックスがスポーツ時計として世界一の称号を得たこととなった。
1967年のシード誕生の起源としたダブルレツド、最初のシードとしてシングルレッドが存在し、メーターファーストだが、ロレックスの紋章はシンプソンに似たマークとなり、メーターのMは大文字で500M=1650FTと表示され、それをマーク00と称された。マーク0になって、初めてSEA-DWELLERの下にSUBMARINERとなりこのダブルラインが赤色で表現されることで、ダブルレッドの登場となる。しかしこの段階では2000という文字は存在しない。そしてマーク1の誕生でSUBMARINERに2000の文字が加えれ、この時点まで、ダブルレッドの文字は白文字の下地に赤く描かれている為、より太文字になり、Sea-DwellerとSubmrinerの文字体は同サイズで描かれる。マーク2になり、より洗練され整った文字となり、Sea-Dwellerの文字がSubmarinerよりも大きく表示されロレックスのエンブレムはより太い形状となる。マーク3では、マーク2であった文字先端のキャップが無くなり、全体的に丸くなっているのが特徴でエンブレムは細くしなやかな形状になった。マーク4では、今迄、6の数字のエンド部分に隙間のあるオープンシックスと呼ばれたが、クローズンシックスとなる。今回の一品はマーク2で、ロレックスでコンプリートサービスを実施している。全て純正で、完了からほぼ未使用となっている完璧な個体である。
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