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1963年1’stステージの真実★ロレックス サブリーナ Ref.5513★Cal.1530 ミラーダイアル

PRICE 
MODELRef.5513 サブリーナ ファーストステージ 
MOVEMENTCal.1530 
AGE1963年製造 
MATERIALステンレススティール 
SIZE38.8mm(横径リューズカード含めず/含め41.9mm)×46.9mm/両ラグ先端まで 

SOLD OUT

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1963年1’stステージの真実★ロレックス サブリーナ Ref.5513★Cal.1530 ミラーダイアルのサムネイル
1963年1’stステージの真実★ロレックス サブリーナ Ref.5513★Cal.1530 ミラーダイアルのサムネイル
1963年1’stステージの真実★ロレックス サブリーナ Ref.5513★Cal.1530 ミラーダイアルのサムネイル
1963年1’stステージの真実★ロレックス サブリーナ Ref.5513★Cal.1530 ミラーダイアルのサムネイル
1963年1’stステージの真実★ロレックス サブリーナ Ref.5513★Cal.1530 ミラーダイアルのサムネイル
1963年1’stステージの真実★ロレックス サブリーナ Ref.5513★Cal.1530 ミラーダイアルのサムネイル
1963年1’stステージの真実★ロレックス サブリーナ Ref.5513★Cal.1530 ミラーダイアルのサムネイル
1963年1’stステージの真実★ロレックス サブリーナ Ref.5513★Cal.1530 ミラーダイアルのサムネイル
1963年1’stステージの真実★ロレックス サブリーナ Ref.5513★Cal.1530 ミラーダイアルのサムネイル
1963年1’stステージの真実★ロレックス サブリーナ Ref.5513★Cal.1530 ミラーダイアルのサムネイル

 今回の一品は1963年という信じがたい年代を背景に誕生した”5513”であり、市場に出回ることの無い

『ミラーダイアル,アンダーバー、ギルトレター、ギルト針、トップスクエアーガード、1963年、最初期5513、シルバーグレイのベゼル、風防も当時の純正、痩せのほとんど無い、すべて完璧な一品』

としてご紹介しよう。そして今回の一品を検証するのに、科学的検知からお話したく、ダイアル、ケースを蛍光X線検査機での検査結果、いわゆる科学的検知からお話させて頂こう。
炭素42%、窒素6%、亜鉛6%、そして光沢感を出す為のニッケルが5%に酸素41%という含有率、アクリル系の樹脂を高熱で焼き付けした時の最高の数値であ。ケースは鉄64%、クロム19%、ニッケル10%、炭素6%と188スティールと呼ばれるロレックスの80年代までに精製されたケースであり、ニッケルが多く入るのが、この時代のロレックスの特徴である。科学的な見解から見ても今回の一品は完全な純正品としてお伝えしたい。それだけでなく今回のケースは竜頭ガードが尖がりの先が角ばった”スクエアートップガード”とレア中のレアの5513である。ただ、今回の夜光部分に関しての検査で、謎が増えたのも事実である。今回の夜光部分の検査結果は亜鉛36%、硫黄15%、そして炭素、酸素が続くが、これは当然、ラジウムでもトリチウムでも無い。 いわゆる硫化亜鉛を母体にした夜光塗料であり、この時代にも使用されたものであり、発光時間が短いことで知られる夜光である。実は今回、昔から疑問にあったサークルの無いSWISS表示のダイアルに対してのラジウム、トリチウムの塗布の真実を知りたく他ミラーダイアルのモデルを同時、検証したが、全く同じ検査結果が出た。サークル、SWISS表示は基本的にラジウム使用であるが、今回のようにサークルが無い場合はトリチウムとなり、63年前後はトリチウムとラジウムの混合時期である為、このような表示方法であると思っていたが、実は全く違うことで、当時ラジウムに関しては、 1954年3月に起こったビキニ環礁水爆実験による第五福竜丸の被曝事故は、 放射線障害への関心を高め、放射性物質取扱規制の法令が、1957年に施行されたように、夜光を使用した時計メーカーにとっては大切な転換期であり、プロメチウムのN夜光、トリチウムなどその事故を期に変わっていった事実であり、その中に硫化亜鉛を母体にした夜光塗料が開発されていったのも事実である。そんな検証結果から謎は深まり、それに関連して未だ謎とされているアンダーバーの存在と、来月のスイス、ロレックス ジュネーブのレセプションセンターへの訪問で、その謎を証したいと思うが、当然、そのことからも年代が当時のものであることが判明、完全にオリジナルの個体であると確信する。更にプラスチックの風防の当時のドーム風防、立ち上がりのややドームになった純正もの、当然長い年月の中での温度差により伸縮した風防は内部に細かいキシミが生じそれが油を混ぜたようなドンよりした漂いを魅せ、奇跡的な出会いを感じる。針もゴールド針、すべてのパーツが1963年当時の純正ものと確信し今回、難しい内容となったが、今までの経験だけで無く、科学的見解から見て真偽性を問いて出品させて頂きます。最後にロレックス サブマリーナの歴史を簡単にご紹介しながら今回のストーリーを閉じたい。そしてこの謎解きは次回、スイス ジュネーブ ロレックスに行った後、この一品を購入した方だけにお伝えしよう。


1951年、世界規模となるプロジェクトが組まれた。それは氷、大気、電磁気、地磁気、曙光、海流、潮、構造および運動の観測を行うもので、実施された1957年には70以上の国が協力、参加した。言い換えれば、自国の技術と国力を他国にアピールするいいチャンスであり、各国はこれを貿易につながる最大のチャンスとしたのは間違いない。その情報は民間のあらゆる検査会社などにも伝わり、海の分野においては潜水を専門とした水中土木作業、軍事に従事する会社などにもその影響は及んだ。その水中で作業中、従事する作業員達の命綱となったのが腕時計である…………

ロレックス サブマリーナ

1953年に誕生したロレックス最大スポーツモデルにして、ビンテージ市場ではステンレスモデルとして、世界のオークションで高値を更新しているモデルだけに謎は大きい。1953年にA260キャリ搭載した”6204(1953-54年)”が誕生、6204から派生した”SUB-AQUAサブアクア”。1954年にはそれまでのペンシル針からベンツ針に変わった200m防水6mオバー竜頭を装備した”6205(1954-55年)”が誕生、”6200(1964年のみ)”の誕生となりキャリバーA296搭載によりドームがかったバックケースとなっていった。その後1955年に世界初自動巻両方向巻き上げとして開発された”Cal.1030”が開発されるとサブマリーナも”6538”がここで登場する。ご存じショーンコネリー演じるジェームスボンドが映画のシーンで装着していたのが、200m防水8mm径の竜頭を備えたこの”6538(1954-59年)”である。スペシャルバージョンとして1957年だけに存在する”6538A”も存在するが、その謎は未だ不明である。6200から同様、初期はベゼル12時位置の▲が赤いレッドトップや3,6,9のエクスプローラーダイアルも存在し、2ライン、4ラインとロレックス紋章のデザインからも4ステージと存在する。その後、同じCal.1030搭載の6538派生モデルしとして55年に6538のケースを共有パーツとした”6536(1955-59年)”が登場、ケースの厚みがやや薄くなった”6536/1(1955-59年)”も同年登場する。そして現在幻とまで言われ、市場に出回っているほとんどが偽物が出回っているのが、1957年にノンクロノメーターキャリバーとして1530が開発されると、1958年だけに製造数300個ほどの製造、販売された”5510(1958年のみ)”が誕生する。6538と同じく200m防水となり、10年前までは、この5510、6536もジェームスボンドが装着していたものであるとの説もあった。そしてその後、1530キャリをメインとして誕生したのが、サブマリーナ最後のノンガードモデルとして”5508(1957-61年)が誕生する。レッドトップと言われるベゼルもここで終了となり、次世代の竜頭ガード装備モデルとして1959年、”5512(1959-78年)が誕生、当初ノンクロノメーター、ダイアルは2ラインとして1530キャリを搭載するが、同年に開発された1560搭載により翌年にはクロノメーターモデルとして発売されることとなった。そしてサブマリーナ史上最長の27年というロングセールとなった”5513(1952-89年)がここで誕生することとなった。長い年月の為、いろいろなレアなモデルも誕生し、イギリス軍に1971年より官給品として公式に採用され、1977年にはベゼルのフルスケールを備えたイギリス軍公式官給品”5517”や、潜水会社コメックスに納入された”5514(1972-78年)”も派生として誕生していった。そして1967年にはサブマリーナ初のデイトモデルとして”1680(1967-79年)”が誕生する