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幻Ref.1072★ロレックス 1’stオイスタークッション★Cal.10 1/2 1926年

PRICE 
MODELRef.1072 オイスタークッション エンジンベゼル ザファースト防水モデル  
MOVEMENTCal.10 1/2 
AGE1926年製造 
MATERIALステンレススティール 
SIZE32mm(リューズガード含めず/含み35mm)×37mm(両側ラグの先端まで) 

SOLD OUT

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幻Ref.1072★ロレックス 1’stオイスタークッション★Cal.10 1/2 1926年のサムネイル
幻Ref.1072★ロレックス 1’stオイスタークッション★Cal.10 1/2 1926年のサムネイル
幻Ref.1072★ロレックス 1’stオイスタークッション★Cal.10 1/2 1926年のサムネイル
幻Ref.1072★ロレックス 1’stオイスタークッション★Cal.10 1/2 1926年のサムネイル
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幻Ref.1072★ロレックス 1’stオイスタークッション★Cal.10 1/2 1926年のサムネイル
幻Ref.1072★ロレックス 1’stオイスタークッション★Cal.10 1/2 1926年のサムネイル

  1890年頃から戦争という世界から生み出された腕時計という世界、それ以前、女性ものの腕時計は存在したが、男性用の腕時計は戦火の中で、ポケットから取り出す手間を省く為に懐中に紐を巻いて、腕に嵌めるという自然発生的なものから誕生した。そして1900年のパリ万博でオメガが初めてWRISTWATCHという言葉を用いて時計を出品した。 それから4年後、24歳の若き青年”ハンス・ウィルドルフ”が、エグラー社(現ロレックス ヒエンヌ社)とのムーブメントの惚れ1905年にイギリスで義弟のアルフレットデイビスと一緒に”W&D社”を立ち上げた。その後、第一次世界大戦勃発により、ドイツ人名であるハンスは急遽、敵国であるイギリスであるが為に”ロレックス社”を1915年に立ち上げた。それは最初に1915年7月に認可された特許ナンバー”70926”(塵を遮断するケース)から見るように砂ぼこりの多い当時の時代、塵から守る時計の必要性から始まり、何を人は求めるのか、そしてその結果売れるものとは何かを求め、確固たる自信の下で販売していった。 それは1922年、特許ナンバー”197208”のリューズのついた本体をアウターのねじ込みケースで覆い隠すという防水ケースへと発展し、1926年6月10月18日防ケース特許ナンバー”120851”、ねじ込みリューズ初の特許ナンバー”120848”により、ハンスは確固たる自信の中である決意を下した. 『ドーバー海峡をこの腕時計をつけて泳がせよう』 それは1927年10月7日、イギリスロンドンの英国紙”デイリーメイル”の速記者であるメルセデス・グライツ嬢がドーバー海峡を渡るという女性では世界で2人目の快挙となった。そしてそれは、ドーバー海峡を渡ったという事実よりもその腕に嵌められていたのがロレックス社の時計であったことに世界は驚愕した。ハンスが、ここまでの筋書きを予測していたかどうかは、現在では謎であるが、ハンスが、グライツ嬢がわたって一か月後、11月24日付けの”デイリーメイル”の第一面をロレックスの腕時計が全面広告として飾った前代未聞の出来事は、当時のロンドン市民を驚かせた。そしてその裏には4万スイスフラン”1600ポンド”(当時で日本円にして270万円)の膨大な経費がかかったことは事実であり、ドーバー海峡を渡る以前から売れるまでの筋書きが用意されていたのかもしれない。
そんなロマンを感じるストーリーを現実とする逸品が、今回ご紹介する逸品である。”リファレンスは1072”。実際ドーバー海峡を渡ったのはオクタゴンのケースモデルであるが、1926年にロレックスが初めてとなるねじ込み式の防水スクリューバックケースを採用したのが、メルセデス・グライツ嬢がはめたオクタゴンと今回のクッションケースの2種であった。特に今回の逸品”Ref.1072”はクッションケースとしてRef.2081と同時発売されたが、違いの特徴は、2081はスムースベゼルに対し、1072はエッジのついたエッジベゼルである。特にラグ部分に関しては、ラグが太い分だけ、ラグにはまるバンドの装着エリアか狭くなり当時のキャタピラなどのブレスタイプが基本であったのであろう。逆に”Ref.1072”は当然、ハメゴロシ形状の細めのラグである為、ブレスタイプ以外にも、かなり太いバンドでも装着可能となり、販売当時のロレックスでは豚革を使用していたこともあり、それに対応できるようなしたのでは無いだろうかと推測できる。
そんな今回のかなり希少過ぎる一品は、何とダイアルも当時のまま、リュウズも刻印が薄くなっているが、完全な当時の純正品、風防は社外だが、ブルースティールのコブラ針(夜光は変更)も含め当時のままのコンディション、ここまで当時の純正ものが一品はまず市場で出会うチャンスが全く無い。90年という時を感じさせる最高の一品。お金で買えるものと、お金を出しても買えないものの価値の違いを感じる最高の一品であることを最後に強くお伝えしたい。