哀愁の一品18金無垢シャンパンゴールド リボンラグ★ロレックス レディース★スクエアーケース Ref.390

 控えめでありながら出会った者にしかわからない、見れば見るほど触りたくなるというその欲望を掻き立てられ、いつしかその18金無垢というマテリアルに自らも同化したくなる……..
いつしか時の立つままに、そっと覗き込み、その輝きに触れる….感じるままに指でその輝きを確かめ、角型という造形から反り立つ湾曲する2つの0リングが、この一品の真実の姿、意味を見た者に素直に伝える。リボン状のラグを両サイドに大きく広げ、その輝きを分散するかのようにそっと….そっと優しく語りかけながらその輝きを周り一面に降り注ぐ….美しく愛らしく…それでいて、大胆に感じるほどのオーラがそこには存在する。そこに与えられた390というリフアレンスはこの一品が特別な物としての証を告げ、シンプルなダイアルながら、同じ角の風防でありながらケースと同じサイズの厚さでダイアル自体を浮き上がらせ、時間という時を感じる神秘的な世界をこの一品は我々に感動として伝えている。そのダイアルを熱い風防から覗き込み、そして時が経つまま、そっと耳を傾ける…そこに響きわたるガンギとアンクルの重なり合う18000振動という響はFというサイズを与えられ、40年代から55年までの精度への拘りを追求しプレジションという世界を創り上げた…..その竜頭を巻き……その瞬間から動き出す2,3,4番車、そしてガンギへとそのトルクか伝わり、テンプが動きだすと、そこにも造形に拘りとなすスーパーバランスというロレックスの最大の妥協の無い真実の姿もある….それまでのチラねじを天輪に出来た凹みのリム部分につけることで、回転する時に発する抵抗力を軽減し、安定した精度を確立した….
美しさとはその形にあり、形ににあらず……形美しくとも、内なる意味するものが無くては単なる飾りとなってしまう…真実の美しさとは、造形への拘り…そして18金無垢というマテリアル、そして真実が物語るその内なるクオリティーの高さを持つもの、いわゆるすべてにおいて妥協の無い、一品こそが美しいと言えよう…..
そんな今回の一品…そのふたつのリングをリボン状に造形した18金無垢ケースに装着されたブレスは、ケースと同時期である40年代にイギリス公式の金銀鑑定として認定された”S&S”社の刻印が刻まれたメッシュに繊細に編み上げたワイヤー状の最高のビンテージブレス、1945年のヒストリックマーク、9金無垢のホールマークも深く刻み、最高の演出をしている。