激希少☆アイボリー★ロレックス オイスターパーペチュアル エクスプローラーⅡ★Ref.16550/Cal.3085

 ロレックスが1980年を迎え、量産体制として放った3000番台の刺客としてエクスプローラーⅡに送り込まれたのが、”Cal.3085”、24時間針を単独で動かすことを可能とし、固定ベゼルに合わせることで完全にGMTの機能を搭載したこととなった。その3085を搭載した”16550”。1983年に登場し1988年には次世代”Ref.16750”がとってかわりエクスプローラーⅡの歴史を歩むこととなり、16550の短い製造期間にも関わらず、ロレックスのミステリアスストーリーが存在することで、その16550のレアさは増していく。
特に今回の一品は、16550の中でも一番希少で人気とされる”アイボリーダイアル”。それも “Superlative” / “Officially” と “Chronometer” / “Certifiedのど真ん中を打ち抜くセンターラインの間の空いた通称”レイルダイアル”。日本ではセンタースプリットとも呼ばれ、ロレックス　シードゥエラー1665にも存在するコレクターの間では通常よりも50万円の差の価値を生む。今回の一品がその存在価値を証するように、その実物を見てもかなりの存在感を感じさせる。その存在感の中でもアイボリーカラーは言葉にならないほどの印象を与え、ロレックスの全モデルで唯一のアイボリーダイアルを持つことで、製造過程でその色になったとか、経年により変化したなど、様々な説が飛び交っているが、すべての個体のアイボリーが、濃かったり、薄かったりと同色を示すわけではないことからも経年のヤケで変化したと考えたほうが自然であろう。ただレイルダイアルのほとんどが、アイボリーに集中していることには何か理由を感じるが、ここはその伝説ストーリーを謎を解かずにそっとしておいたほうが良いかもしれない。当然、今回の一品の状態もラグの立ち上がりもほぼ完璧、ベゼルの墨落ちは部分的に有るものの、ミドルケース、バックケースも含め、打痕、目立つキズも一切ない。特に当時のギャランティーペーパーが付属した最高の一品であることをお伝えしたい。