日本ロレックス オーバーホール済2年保証★ロレックス サンダーバード Ref.1625/8★Cal.1570 18金無垢シャンパンゴールド

 すべてシャンパンゴールドに彩られた美しい輝き、金という優しさ、そして金という独特のマテリアルが人肌に馴染む体感の温かさへと導く….それは1960年アリゾナ空軍基地所属世界最高アクロバットチーム”サンダーバード”の依頼で誕生し、それを商機としてデイトジャストに10分置きにナンバーを刻み初めて回転ベゼルを装備したモデルが誕生した。そう”Ref.6609”サンダーバードファーストモデルの誕生である。当時すでに販売されていたデイトジャスト”Ref.6605”の金無垢フルブレスが$800で販売された時代、このサンダーバード”Ref.6609”は”$1000”の大台でデイトジャストよりも$200高く販売された。他バージョンでは、ストラップ仕様が”$550”、ステンモデルが”$210”で販売された。当時の円レートが$1=380円であるから日本円で”Ref.6609”のフル金無垢で380000円、現在の相場に直すと約200万円といったところであろう。そんなDNAを引き継つぎ1965年、2代目”Ref.1625”セカンドモデルが誕生した。Cal.1030からCal.1560へと内部変更以外、際だって変更されたものは無く、”Ref.6609”の遺伝子をそのまま受け継ぐ形となった。
そして今回、ご紹介する逸品、何と伝説Ref.1625の18金無垢、リファレンスは”1625/8”。となる。更に今回は日本ロレックスでオーバーホール完了したばかりで、予定よりも大幅に早く終了した為に、ロレックスの国際保証の開始日が、12月2日となった。当然, 2016年の1月までは防水保証込みでしっかり保証。更に驚くなかれ、今回のOH時で、60年代最終、初期のブラックのマットダイアルが当時のままで健在。オイル染みも無く、60年以上の間、針の脱着時の針によるキズも一切無く、擦れた感も全くない。夜光だけで黒くカレ、最高のビンテージ感を漂わし、コレクターの唸る気持ちのボルテージが最高に上がる。但し針は交換してございますので、ちと悲しい部分はあるが、ブラックマットだけを考えると許される範囲であろう。まず当時のブラックダイアルで交換せずに日本ロレックスでOHすることはまず無いと言っても過言ではない。クリスタル交換、内部調整、ケース修理を含め、99500円で全て終了した。