1940年 幻! プラチナ無垢★ロレックス プリンス ブランガード★Ref.1490

そのバイメタルのケースは、すべての造形を凌駕するかのようにいつしか、古のごときとったアールヌーボーの時代を駆け抜ける….アウトサイドのステンという素材が、14金無垢というシャンパンゴールドのフュージョンにより、これほどにない奇跡のブランガードの世界を創り上げた。いつしか伝わる時の鼓動が、胸の高まりのようにボルテージをあげ、トルクいっぱいとなった時、それはガンギ、アンクルが重なり合うように、ひとつのストーリーをも創りあげた。

Cal.30(T.S)

“エグラー、ソシエテ・ソシエテ・アノニウム・ファブリック・デ・モントレ・ロレックス　& グルエン・ギルドA” 『特許番号:120849』
エグラー社(現ロレックス・ビエンヌ)、ロレックスにグルエンが資本参加したことで、伝説となる名機は”Cal.300”は誕生すこととなる。18000 振動の確かなロービートで今も尚、日差20秒以内を叩き出す。当然そのプライドは、ムーブメントの刻印が示すとおり、最高の精度として自社検定のもとで与えられた”TXTRA PRIMA”の称号であり、プリマという自自社基準の中でも最高という名でくくられたのである。当選さこには公式に調整された8調整もの”当時の妥協を許さぬ匠の証”OFFICIAL TESTED IN EIGHT WAYS”が深々と刻み現代にまでその証を伝えていく。ビジョンブラッドのルビーを眺めながらテンプの振動数を一定させる為の大型で分厚く重量感のある独得なチラネジのテンプ、香箱からテンプまでの駆動をほぼ直線に配置した感性度における美、その為に存在する巻上げ時に連なる2つの中間車が熱く熱くその鼓動を伝えてくれる。