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奇跡パープルダイアル★ロレックス サンダーバード Ref.16253/Cal.3035★18金無垢/ステンレススティール

PRICE 
MODELRef.16253 サンダーバード パープルダイアル
MOVEMENTCal.3035 
AGE1986年頃製造 
MATERIAL18金無垢/ステンレススティール 
SIZE36mm/横径リューズ含めず×44mm/両ラグ先端まで 

SOLD OUT

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同モデルあるいは近いモデルをお探しすることが可能な場合もございますので、
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奇跡パープルダイアル★ロレックス サンダーバード Ref.16253/Cal.3035★18金無垢/ステンレススティールのサムネイル
奇跡パープルダイアル★ロレックス サンダーバード Ref.16253/Cal.3035★18金無垢/ステンレススティールのサムネイル
奇跡パープルダイアル★ロレックス サンダーバード Ref.16253/Cal.3035★18金無垢/ステンレススティールのサムネイル
奇跡パープルダイアル★ロレックス サンダーバード Ref.16253/Cal.3035★18金無垢/ステンレススティールのサムネイル

 Ref.1625の遺伝子を引き継ぎながらも量産化することを唱え、且つ精度への飽くなき挑戦の第一歩として耐久性として信頼のおけるる1570を捨て、高振動化への道と共に1980年、誕生した” Ref.16253”。
ケースはほぼ同じながら18金無垢というメタリアルに変更したことでワンランク上として目指した結果だが、テンプの軽さによりバックラッシュをおこしてしまう現実があった。例えば、時計を反対側に回すと当然トルクは反対に入る。しかし70年代までのテンプはロービート故に安定を保つひとつの方法がその重さである。それゆえ反対に回してもトルクがまともにかからない。しかし高振動化になることでテンプはより小さく軽くなり、トルクがまともにかかり逆回転をおこしてしまうという現象が、80年代以降の時計におこったのも事実であり、機械的にも弱い一面が取り沙汰されたが、このモデルの中にもレアなものが存在した。それは1970年代頃から80年代初頭まで仕様された光沢のあるメタリック色のダイアルの変化である。サブマリーナの青サブが有名なようにブルーが薄くなりステージ2へパープル色のステージ3、そしてスカイブルー色ステージ4、そしてゴールド色となるステージ5というように、GMTマスター”Ref.1675/8,1675/3などの1977年頃以降のブラウンのメタル系も同じく変化をもたらした。更に3000番台キャリ搭載のニューモデル達にも同じ現象が現れた。そんなダイアルの神秘の世界を創造した最高の一品を今回はご紹介しよう。
それは見たものの脳裏から決して離れることはなく、忘れようにも忘れることの出来ぬ様相……

パープルダイアル

ステージ3の形態変化とも呼ばれるが、まだらのものが多く、今回の一品のように完全な紫のパープル色と出会うことはまずない。腕に嵌めただけでも聖なるものに何かに取りつかれたような神秘的なその色合いは、ドットのトリチウムのインデックス周りにヤケがぼんやりと出ているが、そこからすべて紫一色となり、又それが深い深海のような色合いにも見え、この世のものとは思えないのが出会った時の印象となろう。まして時間が経つにつれ、徐々に湧きだつものが愛しき愛情に似たものに変わっていく自我の心に目覚め、決してそれが3050キャリの現実とはかけ離れた魅力となり、それだけで満足してしまう。当然、気になるロレックスの見積もりだが、ダイアルの交換無しで頑張って下さるという嬉しいお言葉を頂いたが、万が一の場合は交換となる場合もあるとのことで、1%の交換の確立であつたとしても、このダイアルと出会えなくなることを考えると、今回は断念した。そこまで最高の出で立ちであるのだ。
そんな今回の一品。当時の保証書も付属してていたが、現在、当社内で紛失してしまい、探し中ではあるが見つかった場合はすぐさまお渡しさせて頂きます。針は純正であるが交換されており、他はすべて当時のままの状態。当然、当社でオーバーホール済みの最高の状態でお届けしよう。
必ずやこの一品を手にしたあなたは、驚きと感動で言葉が出なくなることをお伝えし、このような一品 の出会える雲こそが、人生においてのラッキーな軌跡の道のりとなるのかもしれない。

1953年5月25日アリゾナ空軍基地で産声を上げた世界最高アクロバットチーム”サンダーバード。当時”ドン・フェリス大佐の引退記念モデルとして特別発注されたと言われるがそれは日本の誇張過ぎたストーリーであるが、正式には1960年にはその自信に満ち溢れたサンダーバードの鷲のエンブレムをダイアルに描き、その”thunderbird”の文字がダイアルに無いにしろ初めてロレックスがサンダーバードという言葉を使い宣伝したことによりここで初めてサンダーバードという言葉を世界が知ることとなった。それは18金無垢がベースとなり当時18金無垢フルブレスで”$1000”、ストラップ仕様が”$550”、ステンモデルが”$210”で販売された。当時の円レートが$1=380円であるから日本円で380000円、現在の相場に直すと約200万円といったところであろう。到底当時の日本人では手が出なかったであろう。そして搭載されたキャリバーはGMT-MASTER”6542”でもご存じ1959年モデルから採用された世界初両方向巻き上げ”Cal.1030”のデイト仕様”Cal.1066”(ほとんどが1030で1066は非常に珍しい)を搭載した。そしてその後も回転ベゼルに対しては製品化されなかったツインローティングベゼルなど様々な特許を取得し1990年逆回転防止機能の特許がとられるまで長きに渡りこの機能がロレックスをささえていった。それは間違いなくロレックス創業者”ハンス・ウイルス・ドルフ”最後の申し子であったのは間違いない事実である。
そんなデイトジャスト”サンダーバード”もファーストモデル”6309”から”6609”に、その後、1966年14金無垢ベゼルにした2代目”Ref.1625”が誕生しいてくこととなる。このモデルによりサンダーバードという民衆的境地として長いロレックスの歴史を築いてきたのはいうまでも無い。そんなサンダーバードが、1971年のクオーツモデルのコストパフォーマンス化となり1973年の世界大恐慌の流れの中で、製造ラインをより量産化にすることで、その危機から逃れるその暗雲の時期に創造されたモデルとして16250は誕生することとなった。