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幻1,stオイスタークッション 9金無垢ピンクゴールド★ロレックス★1925年

PRICE 
MODELオイスタークッション ファーストモデル 
MOVEMENTCal.700  
AGE1925年 
MATERIAL9金無垢ピンクゴールド 
SIZE32mm/横径リューズ含めず×37mm両ラグ先端まで 

SOLD OUT

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幻1,stオイスタークッション 9金無垢ピンクゴールド★ロレックス★1925年のサムネイル
幻1,stオイスタークッション 9金無垢ピンクゴールド★ロレックス★1925年のサムネイル
幻1,stオイスタークッション 9金無垢ピンクゴールド★ロレックス★1925年のサムネイル
幻1,stオイスタークッション 9金無垢ピンクゴールド★ロレックス★1925年のサムネイル

1890年頃から戦争という世界から生み出された腕時計という世界、それ以前、女性ものの腕時計は存在したが、男性用の腕時計は戦火の中で、ポケットから取り出す手間を省く為に懐中に紐を巻いて、腕に嵌めるという自然発生的なものから誕生した。そして1900年のパリ万博でオメガが初めてWRISTWATCHという言葉を用いて時計を出品した。 

それから4年後、24歳の若き青年”ハンス・ウィルドルフ”が、エグラー社(現ロレックス ヒエンヌ社)とのムーブメントの惚れ1905年にイギリスで義弟のアルフレットデイビスと一緒に”W&D社”を立ち上げた。その後、第一次世界大戦勃発により、ドイツ人名であるハンスは急遽、敵国であるイギリスであるが為に”ロレックス社”を1915年に立ち上げた。それは最初に1915年7月に認可された特許ナンバー”70926”(塵を遮断するケース)から見るように砂ぼこりの多い当時の時代、塵から守る時計の必要性から始まり、何を人は求めるのか、そしてその結果売れるものとは何かを求め、確固たる自信の下で販売していった。 

それは1922年、特許ナンバー”197208”のリューズのついた本体をアウターのねじ込みケースで覆い隠すという防水ケースへと発展し、1926年6月10月18日防ケース特許ナンバー”120851”、ねじ込みリューズ初の特許ナンバー”120848”により、ハンスは確固たる自信の中である決意を下した. 

『ドーバー海峡をこの腕時計をつけて泳がせよう』 

それは1927年10月7日、イギリスロンドンの英国紙”デイリーメイル”の速記者であるメルセデス・グライツ嬢がドーバー海峡を渡るという女性では世界で2人目の快挙となった。そしてそれは、ドーバー海峡を渡ったという事実よりもその腕に嵌められていたのがロレックス社の時計であったことに世界は驚愕した。ハンスが、ここまでの筋書きを予測していたかどうかは、現在では謎であるが、ハンスが、グライツ嬢がわたって一か月後、11月24日付けの”デイリーメイル”の第一面をロレックスの腕時計が全面広告として飾った前代未聞の出来事は、当時のロンドン市民を驚かせた。そしてその裏には4万スイスフラン”1600ポンド”(当時で日本円にして270万円)の膨大な経費がかかったことは事実であり、ドーバー海峡を渡る以前から売れるまでの筋書きが用意されていたのかもしれない。 

そんなロマンを感じるストーリーを現実とする逸品が、今回ご紹介する1925年にオイスターモデルとして発売された頃のファーストファミリーの一員である9金無垢のローズゴールドのクッションケースである。当時、オクタゴンケース、ラウンド、そして今回のクッションケースの3種が発表され、バブルバックが誕生した1932年以降も根強くその形状を少しずつ変更し発売され続けたが、今回の一品は正真正銘のオリジンを固る1925年、ケースは1923年頃製造のオイスターファーストファミリーの歴史的一品である。初期のモデルらしく、32mmのラージュサイズ、ラウンドでは現代ではボーイズとなるが、クッションでのこのサイズはかなり存在感がある。ましてその紅のピンクゴールドの色合いはたまらなく人の欲望を誘う存在、当然そのバックケースの裏には1925年に、ねじ込みでエッジのついたベゼル、そしてバックケースでミドルケースを挟み込みことで防水を強化しスイスの特許庁で申請された特許ナンバー”114948”とイギリスでも申請されたブリティッシュ特許ナンバー”260554”が深々と刻印され、その歴史の語りてとしての価値を十分に見るものの脳裏から離れられないほどのピンクゴールドの輝きと共に存在を永遠のものとしている。 

当然700系の1O 1/2ラインのムーブメンにも、7つのワールド ゴールドレコードを獲得したように温度差も含む6姿勢すべてを徹底した調整で精度の限界に挑んだ証” FOR ALL CLIMATES”、当時ロレックス独自の精度への検定基準を通ったものだけに与えられた”PRIMA”の文字すべてを刻み、この一品が最高の称号の集合体である一品としてここに存在することを証し、ダイアル自体も奇跡としか考えられない当時のコンディションでまずこの一品の出会いがあなたの最後の出会いであることをお約束し、お金で買えないものの価値とお金があればいくらでも買える価値との違いを体で感じることの出来る一品であることをお伝えしよう。