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MODEL | Ref.4201 パーペチュアル ノンオイスター バブルバック “ラウンドステップド”フロントケース |
MOVEMENT | Cal.620NA |
AGE | 1940年頃 |
MATERIAL | 14金無垢ローズゴールド |
SIZE | 33mm/横径リューズ含めず |
幻ノンオイスター バブルバック★ロレックス Ref.4201/Cal.620NA★14金無垢ローズゴールド
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その流線型の流れるステップをラウンドのどの角度からでも認識できるその紅のローズゴールド14金無垢の様相、当然そのステップの段差に触感としての感動を味わい、親指でその膨らんだオリジナルのアクリル風防を抑え、人差し指でバックケースの腹を押さえる……その人差し指から発する何物とも思えない感覚、何かを呼び覚ますように脳裏にその触感は忘れえぬ感覚となるだろう。
バブルスナップバック Ref.4021
それはバブルバックであり、オイスターではない。しかしその膨らんだバックケースは、確かに…いやバブルバック以上の膨らみを魅せる。唸る想い….この騒めく感情。絶対的その存在は、ステップのついたフロントからより膨らんだバブルバックという伝説的なワードが、14金無垢のローズゴールドによってこの一品のストーリーを語り始める。
そのケースと同じピンクカラーのメタルプリントのバーインデックスを描いた70年の年輪が全体に広がりを魅せるダイアルからのメッセージ…”CHRONOMETRE”、フランス語表示、1944年以前の未だクロノメーターとして公式ではない証はバックケースの31VICTORIESの面々にある数字とすべて一致。公式でない場合のもうひとつの”HAUTE PRECISION”のとおり最高の精度として威厳を表現し確かな証とする。そこには当然、公式ナンバーも存在はしない。6姿勢差調整を基本理念としたバブルバックのメインキャリバーとなり始めてキャリ番を与えられた4代目となる629キャリバーもその40年頃から44年までの”AUTO ROTER”の文字として証もする。すべてにおいてパーフェクトであるオリジナルコンディションであるが、なぜオイスターという価値に拘らなかったのか疑問も残るが、当時1932年のロレックスは、当社がヤフーに出品しているバブルバック2代目Ref.2764が語るようにその一般的に慣れない”ねじ込み”というオイスターの定義そのものが、ねじ込みという動作を忘れ、逆に水が入るという現実とクレームがあったのも事実、それは更にロレックス内部でもそのクレーム対応、そして世界初の両方回転ローターに対してのメンテナンスの職人不足となり、外部からの職人にわかるようにムーブメントのカバーにも細かく外し方の説明を打ち込んだ。そんな現実の中、今回のような一品、素直な方法としてオイスターではない”パーぺチュアル”という言葉と意義を成し、又自社のクロノメーターとしての精度さと拘りを前面にアピールしたかったことは明らかであろう。しかしこのノンオイスターバブルバック、まず市場に出回ることはない。伝説、いや幻とまで言われた最高のこの一品は、その時代のロレックスという闇に消え去った真実を語り、それが本物というプロセスを生み出すことは確であり、その本物とは悲しいことに幻となっていくのも現実である。お金で買えないものと変えるものとの違いは、そのものの持つ真実性とクオリティー、そして伝説としてのストーリーを兼ね備えているかどうかであろう。