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幻..刻印が語る謎★ロレックス ロルコ Cal.10 1/2★925銀無垢クッション

PRICE 
MODELクッションシェイプ & はめごろしラグ 
MOVEMENTCal.10 1/2 
AGE1930年代製造 
MATERIAL925銀無垢 
SIZE28mm/横径リューズ含めず×33mm/両ラグ先端まで  

SOLD OUT

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幻..刻印が語る謎★ロレックス ロルコ Cal.10 1/2★925銀無垢クッションのサムネイル
幻..刻印が語る謎★ロレックス ロルコ Cal.10 1/2★925銀無垢クッションのサムネイル
幻..刻印が語る謎★ロレックス ロルコ Cal.10 1/2★925銀無垢クッションのサムネイル
幻..刻印が語る謎★ロレックス ロルコ Cal.10 1/2★925銀無垢クッションのサムネイル

 50社とも呼ばれるロレックスのディフュージョン(ユニコーン、ジェネックス、アクア、オイスター、ソーラー、ブレックス、セルシーマ、ロネックス、モネダ、ロルコ、サウスマーリン、オミグラ、プリンスダウフィンなど)、その中でもその人気の高さゆえ、現在でも独自の文化を開花させたのが、イギリスのチューダー王朝で有名なチューダー家王族創設のヘンリー7世の紋章としても知られる薔薇をモチーフにした『チュードル』である。1926年、”Veuve de Philippe Huther/ヴーヴ ドゥ フィリップ ヒュンター”として存在していた時計メーカーをロレックスが、1930年に引き継ぐ形となり、1946年3月に”MONTRES TUDOR SA”に社名を変え今日に至っているが、そのチュードル誕生以前よりロレックスのディフュージョンとしての歴史の基盤を作ったのは1890年以前よりイギリス有数のリテイラーとして名を馳せた”UNICORN/ユニコーン”、MARCONI/マルコーニ社”、そして今回、ご紹介する”ROLCO/ロルコ”であろう。その存在は当然ながら謎多き存在であるが、エグラー社(現ロレックスビエンヌ社)とも関係が深かったのも事実で、自社の工房も有り、時計の組み立てなども行っていたとも言われ、最終的にはロレックスの製造部門に統括されてしまった。そんなROLCOが関わっていた一品が今回の一品。1923年にこのケースが製造されたヒストリックマークを証をバックケースのインサイドに刻んだ銀無垢独特のクッションケース、時の証を示したロレックスのイギリス支社を示す”RWCLTD”のメーカー印、そして銀無垢のメタル印である”925”の文字、更に1930年頃まで金、銀無垢に対して輸出の際、刻印が必然とされたように、”グラスゴーの港”から輸出されたことを示すFを逆さまにして付け合せたようなインポートホールマークなどを見てもは只者ではないと感じる堂々、更にそこに年代を感じさせるサンブラストのダイルに描かれたブレゲ数字が、80年以上の時の語らいを感じさせてくれることもこの一品の存在感のひとつとも言えよう。
そして真実を感動に変えてくれる謎を秘めたムーブメントは、昔ながらの精度の拘りをデカめのチラネジに求め、15石としての存在、更にエグラー社の独特のブリッジ配列を持ったムーブメントの存在が顔を出し、角穴車に刻まれたデカデカとした”ROLCO”の刻印が、1920年1月、MONTRES ROLEX SAがスイス、ジュネーブに創立され、”RWC Ltd”がイギリス支社となった背景に存在した”ROLCO”の存在も何となく見えてきそうな気がする。