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美品1984年頃★ロレックス デイトジャスト サンダーバード Ref.16250★Cal.3035

PRICE 
MODELRef.16250 オイスターパーペチュアル デイトジャスト サンダーバード 
MOVEMENTCal.3035 
AGE1982年頃製造”T番” 
MATERIALステンレススティール 
SIZE36mm/横径リューズ含めず×44mm/両ラグ先端まで 

SOLD OUT

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美品1984年頃★ロレックス デイトジャスト サンダーバード Ref.16250★Cal.3035のサムネイル
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美品1984年頃★ロレックス デイトジャスト サンダーバード Ref.16250★Cal.3035のサムネイル
美品1984年頃★ロレックス デイトジャスト サンダーバード Ref.16250★Cal.3035のサムネイル

1953年5月25日アリゾナ空軍基地で産声を上げた世界最高アクロバットチーム”サンダーバード。当時”ドン・フェリス大佐の引退記念モデルとして特別発注されたと言われるがそれは日本の誇張過ぎたストーリーであるが、正式には1960年にはその自信に満ち溢れたサンダーバードの鷲のエンブレムをダイアルに描き、その”thunderbird”の文字がダイアルに無いにしろ初めてロレックスがサンダーバードという言葉を使い宣伝したことによりここで初めてサンダーバードという言葉を世界が知ることとなった。それは18金無垢がベースとなり当時18金無垢フルブレスで”$1000”、ストラップ仕様が”$550”、ステンモデルが”$210”で販売された。当時の円レートが$1=380円であるから日本円で380000円、現在の相場に直すと約200万円といったところであろう。到底当時の日本人では手が出なかったであろう。そして搭載されたキャリバーはGMT-MASTER”6542”でもご存じ1959年モデルから採用された世界初両方向巻き上げ”Cal.1030”のデイト仕様”Cal.1066”(ほとんどが1030で1066は非常に珍しい)を搭載した。そしてその後も回転ベゼルに対しては製品化されなかったツインローティングベゼルなど様々な特許を取得し1990年逆回転防止機能の特許がとられるまで長きに渡りこの機能がロレックスをささえていった。それは間違いなくロレックス創業者”ハンス・ウイルス・ドルフ”最後の申し子であったのは間違いない事実である。
そんなデイトジャスト”サンダーバード”もファーストモデル”6309”から”6609”に、その後、1966年14金無垢ベゼルにした2代目”Ref.1625”が誕生しいてくこととなる。このモデルによりサンダーバードという民衆的境地として長いロレックスの歴史を築いてきたのはいうまでも無い。そんなサンダーバードが、1971年のクオーツモデルのコストパフォーマンス化となり1973年の世界大恐慌の流れの中で、製造ラインをより量産化にすることで、その危機から逃れるその暗雲の時期に創造されたモデルが今回ご紹介するファーストから数えて4代目となる

”Ref.16250”である。

それは”Ref.1625”の遺伝子を引き継ぎながらも量産化することを唱え、且つ精度への飽くなき挑戦の第一歩、即ちロレックスがそれまでどのスイスメーカーと違い、ロービートにおける耐久性の中でいかに精度を追い求めてきたロレックスが高振動化への道を歩んだ最初のモデルのひとつと言っても過言ではない。しかしそれは引き換えに様々な問題を抱えたのも事実であり、量産化というものの代償としてそれまでの”1570キャリバー”ロレックス史最強と言われた化け物ムーブがもたらしてきた19800振動の世界からの脱皮に対して大きな代償となってしまったのも事実である。特にそのトルクに耐えられるパーツではないことで、他ブランドでもよくある時計の時間を合わせる場合に逆に回した時に起こる”バックラッシュ”、いわゆるトルクが逆に働き、反対の動力はストッパーがきかず、突然、逆高速回転を起こすという症状も現れた。そんなロレックスが試行錯誤の末、1999年の自社ムーブメントが誕生したのも事実である。ロレックスの歴史から学ぶように、オイスターにおけるリューズのねじ込みがゆえの水侵入においての問題、パーペチュアルにおける職人の技術的内部メンテナンスにおいての問題。夜光塗料における問題と様々な問題の中でロレックスは躍進していったとも言えよう。そんな歴史の狭間に経ち、1980年代後期に再び機械式の幕開けとなるいくすえを見つめ語り続けたモデルである今回の一品、ヤセもほとんどなく、一見ミントとも思えるほどの最高の状態。あなたの歴史も見つめ語り続けける友としてのパートナーになりえることをお伝えしておこう。