激希少4代目デイトジャスト★ロレックス Ref.6605★伝説Cal.1066

そのフォルムは完成形の如き、フラットになり得たプロセスの最終地点としてバックケースの造形が示すとおり、1066という最高の18000振動のロービートを携えたキャリバー誕生の軌跡の中で誕生した。1945年のファーストRef.4467より6075、6305,6105と繋いだ先にそれは1955年誕生することとなる。

Ref.6605

数えて5代目となる今回ご紹介するデイトジャストRef.6605。ウエッジという楔型の独特のインデックス、トップ部分にラジウムの夜光ポイントを配し、その造形方程式と連なるアルファー針との相性は、60年以上経った経年のヤケが更にそれをひとつに同化し、自然の法則の一部となっている。当然そこから聞こえる鼓動は、ロービートとしてのあり方を針の動く鼓動の理由として内部より熱いメッセージを受け取ることが出来よう….
それは進化させ緩急針を取り除き、チラねじテンワ側面のミーンタイムスクリューを用い1/4回転させると±10秒を調整可能な新機構を搭載することで、バブルバック620キャリから720へと、そして1030に引き継がれるまでのプロセスを経て両方向巻き上げという結果論を導きだし、バタフライローターというストーリーにスーパーバランスからデカメのチラねじへと温故知新の如き転じる証として、18000振動の奏でとともにあなたの蘇る熱い鼓動を果てしない忘れかけたロマンとともに、もう一度滾らせてみてはいかがでしょうか。