幻オール純正18金無垢★ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.1002★Cal.1560

1932年、世界で初めて両方向回転ローターを搭載した自動巻き時計が開発され、パーペチュアルという世界が誕生した。それはスイス、そしてアメリカの時計産業の中で、20世紀最大の名機として”バブルバッック”という世界を創り上げた。そしてそれは、1945年、”A295キャリ”開発で、”Ref.4467”をデイトジャストアァーストモデルとし、新たにデイトジャスト、そしてオイスターデイトの世界が生まれることなったが、オイスターパーペチュアル文化の本流も確実に進化し、1955年バブルバックオイスターパーペチュアルキャリ”630NA”の終焉と並行し開発された”645キャリ”によりセミバブルバックという新たな世界も確立し、Ref.6084,6085”のモデル誕生によりオイスターパーペチュアルモデル史上最大の謎と伝説を現在でも語り継ぐ、ターノグラフ”Ref.6202”、サブマリーナ”6200,6204”、エクスブロイラー”6305”のスポーツモデルの誕生となっていく。そしてそれまで片方向の巻き上げだったものを両方向からの巻き上げを可能にした”Cal.1030”が1950年に開発され、それを武器にオイスターパーペチュアル群も一揆に加速しそれまでにない数のモデルを発表することとなる。6532から,6564,6565,6566,6567,6569, 6580, 6581, そしてゼファーという独自の世界を築きあげた6582, 、そして6583, 6584, 6585, 6586, 6587、6590, 6592, 6593, 6594, 6598, 6599、そして1030キャリ最終として6614,6634が発売され、その間、1954年にロレックスで初めて振動数を19800振動に上げたレデイース専用キャリ”Cal.1120”開発をきっかけにそのデータをもとにメンズ1959年、現在未だロレックスでのメンテ可能な伝説スポーツモデルとなっている”Rer.5512,1675,1016”の伝説ストーリーを担ってきたムーブメント名機”Cal.1560”がここで登場することとなる。3年ほど前に、とうとうロレックスではメンテ終了となってしまったが、その後のロレックス史上最高キャリと謳われる”Cal,.1570”のベースキャリでもある。そんな”Cal.1560”の開発に伴い、ノンデイトのオイスターパーペチュアルモデルも1960年代の黄金期を向えることとなった….

そして今回、ご紹介する逸品、その1960年代の幕開けとなるバブルバックから数えると第4世代とも言える”cal.1560”搭載のオイスターパーペチュアルモデルの筆頭株主とも言える”Rer.1002”をご紹介したい。
そのフロントから流れるシャープでしなやかに流れラグまで達するボディーラインは、14金無垢が主流である1002ラインの希少な18金無垢、しかし1002金無垢の特徴でもあるシャンパンゴールドよりも更に淡い色で人々を魅了するグリーンゴールドの漂いも魅せる、ヘアラインの落ち着いた色合いが優しいオーラへと変化させ、誰でもこの一品に相応しく、そしてこのの一品の持つオーナーを選ばないすべてを凌駕するほどの優しさのようなオーラを感じることが出来る。当然、その鍛造で精製された18金無垢のあえてグリーンゴールドと呼びたいそのケースのクオリティーは、ラグ先にまで魂が宿る如きラグ先端まで力強い造形となり、ヘアラインでありながら闇を解き明かすかのような光輝くオーラと成り行く…….ダイアルは光沢のシャンパンカラーにより神秘的な漂いを魅せながらもバーインデックス、ドルフィン針すべて経年の痕跡を残さない完璧なコンディションである。
ノンデイト”オイスター………
パーペチュアルモデルならではのどこか昔ながらの懐かしさを感じる哀愁のような思いも、持った瞬間から感じる”1560キャリ”の爽快なローターサウンド、そして18000振動の緩やかなビートが、血液にまで流れ入るほどの熱い魂の雄叫びのように静かに熱く、心の奥にまで、この”オイスターパーペチュアル”の存在の意味を、そしてその価値を響かせてくれていることに気付くはずであろう。