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MODEL | Ref.5512 サブマリーナ |
MOVEMENT | Cal.1570(前期) |
AGE | 1960年頃製造 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 37mm/横径リューズ含めず×47mm/両ラグ先端まで |
日本ロレックス オーバーホール済10カ月保残★ロレックス サブマリーナ Ref.5512・Cal.1570★極上品
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ロレックス サブマリーナRef.5512、これを語る時、なぜこのモデルが伝説となり、人気が高いのか? …よくこの問いを聞かれる時がある…..
Cal.1570..まずこの名機について語ろう。1965年に誕生したこの名機は、1979年まで現行販売ものに搭載され、その後の今日までの50年間という長い間、スイス、ロレックスでリペアパーツとして未だ製造されている。1928年、キューA認定、更にヌーシャルテル天文台でのクラス1認定は、老舗スイスメーカーからしても創業たった10年足らずのロレックスに対しては、脅威であつたに違いない。そのロレックスの最大の起点となったのは、1935年のキュー天文台においてのキャリバー300の87.6ポイントという高得点獲得である。現に当時、防水時計の開発後、現に販売数をだんとつ誇っていたのはプリンスであり、パーペチュアルではなかった。それは精度に関する関心度が当時から非常に高かったのではないかと思う。それがロレックスの機械対する挑戦となったのであろう。
それはやはりテンプ回りとの格闘の日々である。1935年からチラねじの抵抗をなくす為にチラねじを引っ込めたスーパーバランステンプの特許を取得してから、テンプに関する特許だけでも30を超えるほどで、途中フリースプラングも採用したが、人の手で調整できる限界への答えが、緩急針と抵抗がかかり易いバランスねじとミーンタイムスクリューであったのは間近いない。いわゆるCal.1570である。当然、レディースキャリのように21600振動となるとフリースプラングでないとその回転に耐えられないが、Cal.1570とように19800振動というロービートであれば、回転による抵抗を考えても人の手で作業を行うミーンタイムスクリューで調整し、バランスねじで均衡を保たせるほうが能率もよく、限界に追い込むことができたのであろう。更に等時性においてもロレックが開発した青光りするヒゲゼンマイ(何度も高炉で焼きを施し丈夫にし弾力性に富む)を採用することで、拡張、収縮、温度差による環境に焚いての等時性を解消することとなった。耐震機能においても1933年にインカブが開発されたが、1950年から怒涛のような耐震に対しての特許を取得している。伝説の職人と言われた開発王としてロレックスをさ支えた”エミール・ボレ”であるが、日常使用するのに横からの衝撃が頻繁となる腕時計に対する答えがハウジングをフレキシブルに動かせる為、横からの衝撃を強くした”キフ”である。更にパーツをかなり厚く丈夫にし、美しさではない耐久性としての面取りも綺麗に施した。その後、ロレックスは1979年頃から21600という高振動によりミーンタイムスクリューの時代に終焉を打つこととなる。まだまだこの1570について語れば話は尽きないが、要するにロレックスが人間が人ので無しえる限界として誕生した最後のメカニカルキャリバーである。
当然その機械を搭載した最初のモデルのひとつがサブマリーナの5512であることは間違いない。皆様もお気づきのごとき、1960年のトップガードで、1560キャリが入り、初期のものであれば、FIVE ADJUSTではない無表記のものが搭載されるが、このケースは確かに60年の製造であるが、65年以降の商品化されたものである。ロレックスのケースの在庫管理の中でしっかりと在庫を商品かするロレックスならではの生産管理のすばらしさを感じロレックスの謎を生む最大の魅力とも言えよう。但しこの組み合わせは一般的にはタブーであり、現在の日本ロレックスでは”当社の純正品ではございません”となる場合も多いから、必ずロレックスで持ち込む必要がある。基本的にロレックスはシリアル管理されているので、販売時のナンバーは勿論のこと、過去のロレックス内での修理に関しては、以前の日本ロレックスの情報も含め情報は管理されていることは確かである。但し今回の一品は言葉を失うくらいの極上品であり、最高の一品で10カ月ほどの保証も国際保証として残っていることもお伝えしておこう。