幻!カーレースRef.3458/Cal.620NA★ロレックス バブルバック★オール純正18金無垢シャンパンゴールド

 底し得ぬ巧の技の真実の姿を知った時、人は感動という言葉すらも軽く思えてしまうのかもしれない……何気ないそのフルアラビアンの文字版に施されたメタルのダイアルのインデックス部分にホール仕上げとしてやや浅めの窪みを作り、そこに出来たスペースに夜光を注入しダイアルの高さと夜光塗料の高さを合わせる。この技法は実は1917年に創業者”ハンスウイルスドルフ自身が特許ナンバー”80551”により既にベースを開発し1930年代になると オイスターモデルを中心にその人気は拍車がかかり、ユニークダイアルも含め、その技法は真実の証として本物のプロセスともなっていった。そして今ここに存在する紛れもない本物という証を持った一品は、1940年代アメリカを代表するインディカーレースをモチーフとして創造された幻とまで言われた一品。当然、世に存在するほとんどが後づケリダンであったり、社外ダイアルが非常に多い。故に本物との出会いは感動を超えた例えようもない内なる叫びで満たされていく。当然その証たる真実は、カーレースダイアルのアラビアンインデックスにそのホール仕上げの技法をふんだんに使い、色づけされたペイントで繊細にそのレースーカーのボディーに仕上げていく、そしてインデイーカーというプロセスを唯一証するレースカーのバックラウンドに描かれた運河に囲まれたインディーカーの街を彩る鉄橋を力強く表現する。これだけでも幻の一品に相応しい要因ともなろう。しかし今回の一品はそれだけでは無い。この個体の純正のものではないが、他バブルバックのピンクゴールドのモデルとして使用され、今現在では絶対に会うことの出来ない1947年頃から53年頃までのロレックスを象徴するハンドシェイプと呼ばれる独特のロレックスのエンブレムを冠した18金無垢シャンパンゴールドのオイスターブレスレットがこの一品を特別な存在としの魅力を感じさせてくれるであろう。いや世界一としての存在として証している。