美しさの果て..18金無垢シャンパンゴールド★ロレックス オイスターパーパーペチュアル★Ref.6619/Cal.1160

そこには時間、分、秒を読み取るもの以外、全く必要とせず、いやこのものにとってそれだけが美しさと成り得る最高のシチュエーションであることをこの逸品を手にしたすべての女性はそう感じるはず。
オイスターパーペチュアルという存在…….デイトジャストでもなくデイトでもないその風合いは60年近く経ったにも関わらず、18金無垢シャンパンゴールドの淡い輝きを魅せながらセクシーなオーラを放つ。シンプルがゆえにダイアルのケースと同化するシャンパンゴールドの煌びやかさが真から映えて見え、エッジのベゼルでさえも逆に要らぬ装飾品として感じてしまう。見ているだけで虜になってしまいそうなこの様相、キュートでありゴージャスであり、そしてセクシーな装い……….

Ref.6619

1965年に誕生し生を成した”6619”ロレックスが未だ手作業で組み立てチューニングしていた頃の最後の語り手として登場し、その後の乱立したレデースキャリにより、短い期間での生産終了となった。なぜここまで短い生涯で幕を閉じたの謎であるが、レディースキャリは、メンズキャリの長いロングマニュファクチャーではなく、メンズキャリへの試作的意味合いもあるのか、特にこの1965年から70年までは、1964年のCal.1160から続き、1161,1165,1166とビエンヌ社とジュネーブ社の絡みもあろうが、すべてのユーザーは一番大切なキャリバーの存在を知らぬまま腕に嵌めていたのであろう。今回の6119に搭載されるは”Cal.1160”。1130,1135の10年というロングマニュファクチャーの後、19800振動を引き継ぎ誕生した。当然、最後の申し子だけに大きなチラネジの存在は、人のチューニングの底力を感じ、最高のクオリティーを理解できよう。女性はとかく、内部のことは気にしないで購入する方が多いが、この現代において、人間と同じように外見ではなく、中に眠るその人の本質に触れるこが大切であり、時計も同じようにクオーツではなく、1960年代の機械式という人の手でしか成しえないプロセスの下、成り立っていることを理解して頂きたい。デッドストックなみの今回の一品、シンプルでありながら、持っている本質は力強く、ハイクオリティーにとんだ最高の逸品であることを心からお伝えしたい。

【コンディション】 日差±60秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みの最高の一品のムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。何も申しあげることのないほどの完璧なコンディション。