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幻ミラーダイアル1964年★ロレックス デイデイト★Re.1803/Cal.1556 ☆18金無垢

PRICE 
MODELRe.1803 オイスターパーペチュアル デイデイト ミラーダイアル
MOVEMENTCal.1556 オートマティック
AGE1964年 
MATERIAL18金無垢 
SIZE35mm(クラウン含めず)×44.5mm(ラグ to ラグ) 

SOLD OUT

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幻ミラーダイアル1964年★ロレックス デイデイト★Re.1803/Cal.1556 ☆18金無垢のサムネイル
幻ミラーダイアル1964年★ロレックス デイデイト★Re.1803/Cal.1556 ☆18金無垢のサムネイル
幻ミラーダイアル1964年★ロレックス デイデイト★Re.1803/Cal.1556 ☆18金無垢のサムネイル
幻ミラーダイアル1964年★ロレックス デイデイト★Re.1803/Cal.1556 ☆18金無垢のサムネイル

 当初は、メラミン系の樹脂を何度も塗り上げそこにROLEXの文字以下すべてを描き、その上から又樹脂塗装を繰り返し、最後は焼き付け塗装で仕上げる。それは経年により変色し易く、光沢の美しさと共に、ブラウンダイアルへと変化するものも有り、ROLEX以下すべてのレターが浮いたようなまるで、琥珀のような漂いへと変化させる。当然焼き付けによりそのレターはゴールド色、いわゆる”ギルトダイアル”となる。更にその柔らかな素材の特徴により、メラニン系樹脂のものは、クラックが毛細血管のようにダイアルに細かく繊細に入り込み、それはまるで魂が宿っているかのように波打つ鼓動が聞こえてくるようである。その後、その色焼けすることから1963年頃からアクリル系の樹脂へと変わり、夜光もそれとと同時にトリチウムと変わっていく。それはメラミン系とは違い、何回も塗り上げ焼き付けすることも無く、光沢の永続性も高くなった。しかし、その中でも自然のイタズラのように誰も知りえない独特の表情へとなるものもいた。そんな真実を明らかにする今回ご紹介する一品、当然ミラー期真っただ中の1964製造もの、ため息がついこぼれてしまうその様相は、そのアクリル樹脂がまるで魚の鱗のように細かく繊細にジグソーパズルのように剥がれそれが経年により固まり、すさまじいほどのエロティカルな漂いを魅せつける。そしてヤセをほとんど感じさせない18金無垢シャンパンゴールドの輝きが、漏れ出のかのように受け止められないほどのオーラを燦然と輝かし、持った瞬間にずしりとくるこの感覚はこのプレジデントという名にふさわしい存在感である。当然、妖美たる12時位置カウンターを心ゆくまで目で官能し、そして21時から3時までの間でリューズを指で往復機能することにより、曜日を止めながらデイトを変えるこの原始的操作が、”1803”オールドデイデイトの何とも言えないステイタスを感じ、選ばれし者だけが操作できるのだと言わんばかりの最高の美しさを保ち続けている。


第一次世界大戦からの1910年から怒涛の黄金時代1920年代、そして世界大恐慌の1930年代、第二次世界大戦へと続き、1950年代までは世界は動乱の時代と言えよう。しかし1950年代初めて世界全体の一人当たりのGDPも上がり、特にアメリカ北米は79%の増加率を誇り、それに伴いスイスは、158%という歴史上まれにみる増加率となった。それはスイス時計ブランドが北米市場に向けての販売網の確率と活性化、そしてアポロ計画によるスイス時計市場の底上げにもなった年であったことも最大の要因でもあったことであろう。そんな中、ロレックスも1950年代、ご存じ怒涛のようにニューモデルを発表した。1953年、エクスプロイラー、サブマリーナ、そして1955年、GMTマスターと発表し、ロレックスのアメリカ市場、特にカナディアンロレックスを中心とした販売網は史上最の営利となるはずであった。しかし当初、現実ははかないものであり、1953年からでも7000~8000本という製造数からみても1932年のパーペチュアル開発以来、あまり変わっていないことからもわかろう。そんな中、ロッレクスはディフュージョンとして北米ブランド、そして北米エクスプロイラーなど、当初からドレスウオッチを中心としてきた他スイス時計ブランドと比べかなり苦労したてことも事実である。そして最後にロレックスが導き出した答えが、

『ROLX DAYDATE/ Ref.6511 ロッレクスデイデイトファーストモデル』

の誕生である。それは当時、北米で流行った金無垢のドレスウオッチに旋風を巻き起こすかのように当時32mmが主流であった北米マーケットに35mm、それも金無垢のみのモデルとして誕生し、ビジネスの世界で時が重要視し始められた時代の象徴として12時位置に曜日をフルに表示させるカウンターをつけた。そして当時強いリーダーシップを求めたアメリカ経済の象徴としてアイゼンハワー大統領がデイデイトを腕に嵌めていたことことでデイデイトは”プレジデント”という呼び名で呼ばれ、ロレッックス全モデルの中で当時、一番の売り上げを誇ったと言われる。このプレジデントというニックネームは実は、ロレックスのハンスから引き継がれたアイゼンハワー大統領を巻き込んだ国家的マーケティング戦略であったのではないかと現在のアメリカ人の間でもそう考えられているのも事実である。そんなファーストデイデイト”Ref.6511”は、名機1030キャリをベースとし、初のフリースプラング、マイクロステラスクリューを装備した”Cal.1055,1056を誕生させ”Ref.6611”へと引き継がれ、それは、1959年、”Cal.1555,1556”誕生によりデイデイトの歴史に深く名を刻むこととなる”REFERANCE.1803”が誕生した。



【コンディション】

日差±30秒、完全OH済みの最高の一品。ムーブメント6ヶ月保証お付けいたします。ダイアルは完全オリジナルで経年の漂いが芸術的造形に変わり、最高の味わいを感じさせる。ケースベゼル、バックケースともヤセはあるものの目立つキズの無い最高の状態。