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1986年極上18金無垢★ロレックス デイデイト Ref.18038/Cal.3055★当時ギャラ

PRICE 
MODELRef.18038 オイスターパーペチュアル デイデイト コインエンジンベゼル
MOVEMENTCal.3055 オートマティック
AGE1986年代 
MATERIAL18金無垢 
SIZE35mm(クラウン含めず)×44.5mm(ラグ to ラグ) 

SOLD OUT

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1986年極上18金無垢★ロレックス デイデイト Ref.18038/Cal.3055★当時ギャラのサムネイル
1986年極上18金無垢★ロレックス デイデイト Ref.18038/Cal.3055★当時ギャラのサムネイル
1986年極上18金無垢★ロレックス デイデイト Ref.18038/Cal.3055★当時ギャラのサムネイル
1986年極上18金無垢★ロレックス デイデイト Ref.18038/Cal.3055★当時ギャラのサムネイル

 ”プレジデント”と呼ばれたプロセスを感じる如きその”136g”というその重量感、まるで金塊の塊を腕に着けているような富を永遠のものとした奢侈なこの感覚。着けている自分が特別な存在ではないかと感じてしまうほどのオーラを纏い存在感まる出しにしてここに存在する…ダイアルに嵌めこまれた18金無垢のサークル状の希少なインデックスにそっと添えられた”トリチウム”のドットのポイント。一つの時代に終りを告げるかのように燦然と輝くその存在は、この一品が暗雲のたちこめた機械式時計を苦しめたひとつの時代が作り上げた陽炎ような存在であったのかも知れない…….

1978年、4代目”Ref.18038”の誕生、それは量産に徹したロレックスの忘れざるべき時代の産物であり、1973年のオイルショックから始まり、クオーツの安価な市場が歯止めが効かぬ価格争いと転じていったのは確かであり、覚め止まぬクオーツショックと経済の後退は1970年から80年代後半まで続き、ロレックスも当然、量産への路へと突き進み、その象徴たるキャリバーが3000番台であったのは事実であろう。しかしそれは、日本のバブルという華やかな時代の象徴へのプロセスとなっていったのも事実であり、ロレックスデイデイト通称”プレジデント”の軌跡を辿りゆくストーリーを語るべく一品であるのも確かである。

第一次世界大戦からの1910年から怒涛の黄金時代1920年代、そして世界大恐慌の1930年代、第二次世界大戦へと続き、1950年代までは世界は動乱の時代と言えよう。しかし1950年代初めて世界全体の一人当たりのGDPも上がり、特にアメリカ北米は79%の増加率を誇り、それに伴いスイスは、158%という歴史上まれにみる増加率となった。それはスイス時計ブランドが北米市場に向けての販売網の確率と活性化、そしてアポロ計画によるスイス時計市場の底上げにもなった年であったことも最大の要因でもあったことであろう。そんな中、ロレックスも1950年代、ご存じ怒涛のようにニューモデルを発表した。1953年、エクスプロイラー、サブマリーナ、そして1955年、GMTマスターと発表し、ロレックスのアメリカ市場、特にカナディアンロレックスを中心とした販売網は史上最の営利となるはずであった。しかし当初、現実ははかないものであり、1953年からでも7000~8000本という製造数からみても1932年のパーペチュアル開発以来、あまり変わっていないことからもわかろう。そんな中、ロッレクスはディフュージョンとして北米ブランド、そして北米エクスプロイラーなど、当初からドレスウオッチを中心としてきた他スイス時計ブランドと比べかなり苦労したてことも事実である。そして最後にロレックスが導き出した答えが、”ROLX DAYDATE/ Ref.6511 ロッレクスデイデイトファーストモデル”である。それは当時、北米で流行った金無垢のドレスウオッチに旋風を巻き起こすかのように当時32mmが主流であった北米マーケットに35mm、それも金無垢のみのモデルとして誕生し、ビジネスの世界で時が重要視し始められた時代の象徴として12時位置に曜日をフルに表示させるカウンターをつけた。そして当時強いリーダーシップを求めたアメリカ経済の象徴としてアイゼンハワー大統領がデイデイトを腕に嵌めていたことことでデイデイトは”プレジデント”という呼び名で呼ばれ、ロレッックス全モデルの中で当時、一番の売り上げを誇ったと言われる。このプレジデントというニックネームは実は、ロレックスのハンスから引き継がれたアイゼンハワー大統領を巻き込んだ国家的マーケティング戦略であったのではないかと現在のアメリカ人の間でもそう考えられているのも事実である。そんなファーストデイデイト”Ref.6511”は、名機1030キャリをベースとし、初のフリースプラング、マイクロステラスクリューを装備した”Cal.1055を誕生させ”Ref.6611”へと引き継がれ、それは、1959年、”Cal.1556”誕生によりデイデイトの歴史に深く名を刻むこととなる”REFERANCE.1803”が誕生した。そしてそれは1977年までのロレックスの歴史の中でラグジュアリーモデル最大のモデルとなったのは言うまでも無い。そしてロレックスの生産ラインが変わると同時に生産されたメインキャリとなる”Cal.3000”が誕生することで、デイト機能を持った”Cal.3055”をメインキャリとした”Ref.18038”の誕生となった。


【コンディション】

日差±10秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みの最高の一品。ムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。目立つキズも無く、ヤセもほとんどない最高のコンディション、極上美品で言うこと無し。