激激希少1958年★ロレックス オイスターパーペチュアルデイト★Ref.6534/Cal.1030 立体的造形への美

1960年代、ビートルズを愛し、ロンドンのカーナビーストリートから始まっ


たモッズファッションは、サブカルチャーとしてアメリカのいかした男達の


装いを新たに変え、細身のテーラースーツを着こなした新しいビジネスファ


ッションも誕生していった…….『いかした男達が追い求めた一品』


1943年に最愛の妻を無くし、それまでデイトジャスト開発に夢を馳せていた友までも無くし、それをバネにロレックス創業者”ハンスウィルスドルフ”が1945年に世界で初めてデイトをカウンターで表示し瞬時にカレンダーを切り替えるデイトジャスト”Ref.4467”を開発し、そして同年、兄弟機のように誕生させた”オイスターデイト”。手巻きと自動巻きの2種類を担い違うキャリバーを積みながら、同質の機能を持ち合わせスタートしたが、1957年に名機”1036キャリ”誕生に伴い、デイトジャストに搭載されるや、一時”デイト”とデイトジャストでは、大きくかけ離れていったが、1965年に誕生したロレックス最大の名機”1570キャリ”誕生によってデイト、デイトジャストの差は全く無くなっていった。しかし、デイトジャストのステイタスは増すばかりで、その影でデイトは地道に今日までファンを積み上げていったのは言うまでも無い。そんなデイト創設期を物語るのにふさわしい一品を今回はご紹介しようではないか。

Ref.6534…..

オイスターデイトとオイスターパーペチュアルデイトが未だ混合していた時代、そのデイトジャストには決して存在しない”ROLEX”の文字をアプライドにメタルプレートをダイアルに取付けることを許された唯一の存在”6534 ”。そのダイアルには1958年にこの世に誕生したこの逸品が放つ50年という時の重みが経年のヤケとしてとてつもないオーラト共にこここに真実として存在する。大き目のロレックスのエンブレム、そしてクサビのインデックスすべて”ROLEX”の文字とともにアプライドに表現されるステイタスは見た者を一瞬にうちにとりこにしてしまうであろう。そっとクラウンのねじ込みを緩め、時間を早めるそして11時45分頃から徐々にカレンダーが切り替わっていく。現代のロレックスデイトでは味わえない日付が変わる瞬間を時の流れとともに目で鼓動で感じることが出来る。時を肌で感じる手巻きの良さを、そして、その意志を見事に継ぐ為にオイスターデイト”Ref.6534”は誕生したのかもしれない。そしてこの”6534”オイスターデイトを最後にデイトジャストとデイトのストーリーは互いに尊重し合い、そして独自の道を歩むこととなろう。それはロレックスが初めてそれまでの片方向巻き上げとして存在していた700系を最後に、両方向巻き上げを世界で初めて成功に導いた”Cal.1030”の存在がこの逸品の本当の真実の存在価値を証しているであろう。その独特なバタフライローターで巻き上げ切り替え車で一方方向に流す。チラネジの振りによる抵抗を失くしたスーパーバランス機構をあえて職人の技術を擁するチラねじに戻し、でかくすることで精度を保ち18000振動という安定したキャリ魂は伝説GMTマスターファースト”Ref.6542”を誕生させ、サブマリーナ伝説”ボンドモデル”Ref.6538”を開花させ、搭載するモデルを世界最高の名声へと駆り立てた遺伝子を最高のロレックスの技術力で表現していることは間違いない。そんな”Cal.1030”を搭載した今回のオイスターデイトという文化を切り開いたきっかけとなったモデルと言っても過言ではない。



【コンディション】

日差±60秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みの最高の一品。ムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。小キズ、ややヤセも感じるものの50年経っているとは思えない状態。。ダイアルは50年の時を刻んだ最高状態。