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1963年ヒラメ☆ミラー★ロレックス GMTマスター Ref.1675/Cal.1560★幻の付属品

PRICE 
MODELRef.1675 GMTマスター ミラーダイアル
MOVEMENTCal.1560 オートマティック
AGE1963年 
MATERIALステンレススティール 
SIZE39mm×46mm(ラグ to ラグ) 

SOLD OUT

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1963年ヒラメ☆ミラー★ロレックス GMTマスター Ref.1675/Cal.1560★幻の付属品のサムネイル
1963年ヒラメ☆ミラー★ロレックス GMTマスター Ref.1675/Cal.1560★幻の付属品のサムネイル
1963年ヒラメ☆ミラー★ロレックス GMTマスター Ref.1675/Cal.1560★幻の付属品のサムネイル
1963年ヒラメ☆ミラー★ロレックス GMTマスター Ref.1675/Cal.1560★幻の付属品のサムネイル

 ミラーダイアルという特別な世界を持つロレックスのビンテージスポーツモデル達…..エクスブロイラーのようなメラニン、アクリル樹脂を型を利用し塗りつけ焼き付けそこに出来た凹に夜光塗料を流し込む方法からサブマリーナ、GMTのように立体感を強調したミラーダイアルの世界も存在する。それはすべてクオリティーの結晶として現在、自然がおりなすパワーが神秘的な世界をこの世に残した….
”Ref.6542”……”GMTマスターファーストモデル”。そのクオリティーは当然、ミラーダイアルという世界が存在し、当初はメラミン系の流動樹脂を使用し何度も塗り重ね、その度に、120°から150°の乾燥熱処理で焼きつめる。一旦乾燥した樹脂の上からROLEXその他のレターを印字し、その上から更に樹脂を塗り重ね、焼き付ける。それは経年により退色しやすいメラニン独特の味わいにより漆茶系のダイアルへと様相を変え、焼き付けによりゴールド色へと変化したすべてのギルトレターがまるで琥珀のように浮かび上がる、それは時にダイアルの中に毛細血管のようにクラックさえも浮かび上がらせる。そこにラジウム系の夜光をゴールド色としたギルトサークルの中に品良く高く盛り上げることでこの世のものとは思えない最高のコスメティックへと変化していく。当然ベゼルへもその技術の集大成として、ブラスメタルのベゼルにベイクライト製のディスクを用い、ディスクメタルに印字した24時間表示のナンバーを浮かび上がらせる演出としたが、アクリルよりも固いベイクライトはクラックが入り易く破損を招く結果となったが、そしてそれは1959年、ブラスメタルにスティール製のディスクを採用、新たな道筋へと進んでいく。そして1960年、GMT6542のミラーダイアルを引き継ぎ、その後アクリル樹脂へと変更されていった。それは退色しにくく、澄み切った漆黒の漂いを魅せ、経年により柔らかいクラックを持ち得る存在も現れた。そしてそれは6542とは全く違うケース、ベゼル、ベゼルディスクを持ち、完全な独自の世界を創り出した。そこにはGMTで初めてリューズガードが付き、そのリューズガードがサブなどの尖がりトップガードとは違い、丸みを持たせたながらも先は尖がり愛らしい表情を持つひとつの世界へと導いた…

通称….ヒラメ

その様相は、その名の如し、その独特なリューズガードと若干平たいケースにより魚のヒラメのような愛らしい風合いとなった。そのダイアルも当然、アクリル樹脂の漆黒の光沢のあるミラーダイアルで、6542ファーストと同じサークルを持ち、ゴールドレターと合わせ、ベンツ針もゴールドカラーを採用、サークルまで届く分針を持つ。24時間針は、インナーベゼルまで伸びる尖がりは”6542”と同じ共有パーツとした”小針”。後期はノンサークルとなり夜光塗料は盛りを和らげたトリチウムと変化し、24時間針もインナーベゼルに届きそうなくらいのトップフラットとなる。リューズガードも1963年を期にヒラメのトップガードからフラットへと変更、2段階の変更を経て、1965年を境にマット系のダイアルへと変更となりミラーダイアルの終焉を迎えた。
1970年からの10年間、ブラックベゼルモデル、そして高級モデル使用として14金無垢のベセルを装備しブラック、ブラウンのフジツボワールドも創造し派生モデルの登場でミラーダイアル伝説期から黄金期へとストーリーは向い1979年、GMTの伝説は事実状、終焉を迎えることなった。

素晴らしい伝説たるGMT達よ….2つという単純明瞭なモデルに様々な顔を持ち、そこに更に様々なストーリーを持ち得る。単純でありながら複雑な歴史を持つお前の伝説は遥か彼方にあるのか、世界を駆け巡る為、グリニッジというプロセスを持ち、世界の繋がり持つことがその存在価値へと導いた所以は、未だ語り継がれ、この先永遠に語り継がれるであろう。


『プロローグ』
私の人生の節目を担ってくれた特別な存在、『GMTマスター』、ロレックススポーツモデルの中で、これほどミステリアスなモデルはないだろろう。1955年、パンナム航空からの依頼を武器にマーケティング戦略のストーリーが始まり、他スポーツモデルのあいまいな出生ストーリーと数多くのフルチェンジモデルの誕生とは違い、しっかりとしたオリジンを持ちながら、人の手で作られた時代となった1979年までたった2モデルでの存在を明らかにした。しかしそこには数多くの派生モデルとして他スポーツモデルにはない華やかなGMTストーリーが存在することは間違いない…そしてその”Ref.6542”、”ヒラメRef.1675”、”フラットガード1675”は、ベゼル、ベセルディスク、スプリングすべて共有パーツで無いことを知って頂き、もしサイズがあった場合は、どちらかが社外パーツであることと気を付けよう。そしてその後の1675フジツボ文化の上にもフェイクパーツが数多く存在することと肝に銘じ、タイムピースの世界を永遠に楽しもうではないか…….

【コンディション】

日差±60秒、当社OH済みの動作保証3ヶ月お付け致します。ダイアル、ケース、ベゼルすべて信じられないほどの完全オリジナルコンディションであり、ケースもヤセは感じるものの、年代からしても最高のコンディションである。