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1957年ミラー&レッドトップ★ロレックス サブマリーナ Ref.6536/Cal.1030★7836

PRICE 
MODELRef.6536 サブマリーナ ミラー&レッドトップ
MOVEMENTCal.1030 オートマティック
AGE1957年製造 
MATERIALステンレススティール 
SIZE37mm×48mm(ラグ to ラグ) 

SOLD OUT

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1957年ミラー&レッドトップ★ロレックス サブマリーナ Ref.6536/Cal.1030★7836のサムネイル
1957年ミラー&レッドトップ★ロレックス サブマリーナ Ref.6536/Cal.1030★7836のサムネイル
1957年ミラー&レッドトップ★ロレックス サブマリーナ Ref.6536/Cal.1030★7836のサムネイル
1957年ミラー&レッドトップ★ロレックス サブマリーナ Ref.6536/Cal.1030★7836のサムネイル

 流動系の溶液を塗り上げ、薄層を時には何度も重ね、130°から180度で焼き付けを施す…それは耐久性に優れ、光沢を出しまるで繊細なガラス細工のような光沢感を出す。その流動溶液の種類により時には、変色の美しさへと変わるものも世に誕生した。そしてそれは1953年、タイムピースが深海への飽くなき挑戦へのプロセスの中、深海での作業中、より視認性を高める為に夜光塗料の開発が進み、より視認性を高める為、より夜光を光らせる為にロレックスが考案した”ミラーダイアル”という世界……..

GLOSSY GILT DIAL…..

特にスポーツモデルそれぞれその塗装方法は違い、私の一番大好きな”GMT 6542、1675ヒラメ初期”などはメラミン系の樹脂を何度も塗り上げそこにROLEXの文字以下すべてを描き、その上から又樹脂塗装を繰り返し、最後は焼き付け塗装で仕上げる。それは経年により変色し易く、光沢の美しさと共に、ブラウンダイアルへと変化し、ROLEX以下すべてのレターが浮いたようなまるで、琥珀のような漂いへと変化させる。当然焼き付けによりそのレターはゴールド色、いわゆる”ギルトダイアル”となる。そしてエクスブロイラーのセカンド”6610”から1965年までの1016モデルまでの場合は、同じメラニン系でも、型を使いインデックス部分を掘り下げたような塗装方法で焼き付け、凹の部分に夜光を塗りつけるという技法(レターは焼き付けにより、これもギルトダイアルとなる)などもあり、そのルーツは1962,3年を境に変色しにくいアクリル樹脂へと変わり、塗膜の硬度が増すことで密着性に優れ、何度も塗装するという手間も無くなり耐久性もより高くなった。それは静かなる海のように平らで透明感があり漆たる極限の光沢ある完全なる黒であり、そこに焼き付けによりゴールド色となったギルトレターが神秘的な黒の空間に一際輝く残像のように浮かび上がる…..

そう今回ご紹介する逸品、1953年、現在のノンクロノ、クロノメーター仕様の兄弟機というストーリーを防水200mの”6200”、片や100mの”6204”から引き継ぎ、完全なストーリーラインを築き、特に映画”007ゴールドフィンガー”ではの”ションコネリー”演じる ジェームスボンド”が颯爽に愛車”アストンマーチンDB5”を乗り回す左腕に嵌められたことでも有名になりジェームスボンドモデルと言われた200m”6538”の兄弟機である100防水の”6536”をご紹介しよう。現在では、6538にボンドモデルの真実性として軍配が上がっているが、数年前までは、”6536”であるとも言われ、イタリアでは今でも”6536”がボンドとも言われるほどの逸品、当然、完成形と言われたことを今回の一品がご紹介するように、ダイアルは、夜光塗料が飛散しているが、完全なるアクリル樹脂焼き付けへと変更されたように、漆の黒の映えは健在。その夜光の飛散さえも独特なビンテージの痕跡として見た者に愛着さえも感じさせる。当然、ダイアルコーナーライン、そしてROLEX以下すべての文字が焼き付けでわざと仕上げたゴールドレターとなるギルトダイアル(よく白色のものがあるがそれはすべて社外かリペアもの)、当然夜光はゴールドのサークルシンデックスに0.2~0.5mmほどの丁寧な盛り上がりを魅せる夜光塗料で、6時位置の夜光だけが盛り直されているのがちと悲しいが、50年という年輪のように枯れた状態でこんもりとした味わいを魅せる。秒針は当時の完全な純正ものでビンテージ臭がプンプンする最高の味わいを魅せるがベンツ針は、5512、5513系の初期のものを流用しているものと伺え、ちと残念である。しかしベゼルは、この2代目サブワールドの最高の喜びを証する”レッドトップ”の純正ベゼルであり、何と何と、夜光塗料を中に埋め込んだ部分が枯れた状態となる最高の味わいを魅せ、ルミナスポイントも欠損せず、この部分だけでもストーリーが書けそうなほどの漂いを魅せる。ケースはヤセはあるものの、よくある錆着きで腐食している部分も無く、バックケースはオープナーによるエッジの深い傷、摩耗もほとんど無い、この状態だけでも言葉に言い表すことが出来ないほどの感動を与える。ブレスは1970年製の状態の良い”REF.7836/FF258″の巻きブレスデ13駒のフル駒で3箇所ほど伸びがあるが最高の状態で爽快な装着感は巻き特有の良さを感じ、いつまでも肌に当てたくなるほどの肌触りである。そしてこのモデルを伝説に持ち上げた原動力たる内なる鼓動は、ロービートという真実の世界を自動巻きとして初めて両方向巻き上げを実現したバタフライローター伝説の根源である”Cal.1030”が静かなる叫びでありながら熱き魂を、18000振動の語らいと共にチラネジに載せ、その時の鼓動を永遠に響かせている…….
最高のミラーダイアル…….それは50年経った今でも夜光が散々と照らすような偽物、あるいはリフィニッシュもの、そしてラッカー系のレプリカダイアルでは全くなく、最高のオリジナルコンディションとして50年間のすさまじいほどの年輪を感じさせる最高の漂いを魅せてくれることを証しよう、そしてこの逸品が本物とは何かを語ってくれる真実の逸品であることを最後にこの逸品のとてつもないオーラと共にお伝えしようではないか…..

【コンディション】

日差±60秒、当社OH済みの動作保証3ヶ月お付け致します。ダイアル、ケース、ベゼルすべて信じられないほどの完全オリジナルコンディションであり、ケースにいたっては、ヤセも無く、小キズすらも感じさせない最高なコンディションである。