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MODEL | Ref.8612 スクエアーケース クロノメーター |
MOVEMENT | Cal.700 手巻き |
AGE | 1940年代 |
MATERIAL | 18金無垢 |
SIZE | 26mm(クラウン含めず)×38mm(ラグ to ラグ) |
幻..Cal.700公式クロノメーター★ロレックス Ref.8612★18金無垢彫金
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26mm×26mm…スクエアーケースとしては十分すぎるその存在感からかもし出す一種のオーラに包まれた理由….そこから伸びるサイドが丸みを帯びた極太のラグが17mmというラグ幅で、腕嵌めた瞬間18金無垢というずしりとした重みと共に、魂の震えを感じほどの様相をかもし出す。手にとり….指を這わせ、ゴツゴツとした角というプロセスに浮かび上がるエングレービングというとてつもない彫金美学を心ゆくまで官能する。たまらない快感、何かが違う….この時代の18金無垢。当然9金、10金無垢から14金無垢へと変わり、18金無垢という素材に対し特別な存在とした時代、この一品に波動のようなものを感じてしまう。
リューズを巻き、そのガリガリした磨耗感も全く無い最高に爽快な巻き上げ感を体感しながら、動き出す瞬間を待つ…そして響き始めた瞬間、その波動の理由をしることとなった。そっと2ピースのフロントケースとバックケースを開け、機械と一対となったバックケースを静かに丁寧に機械と離す。そしてその名機”Cal.700”のとてつもない存在が明らかになった瞬間に目に飛び込んでくるその波動の理由たる真実..….
E….シリアル..そして7姿勢差調整という精度への限界へ挑戦した証たる”7 POSITOIONS”の結果の先に見る”CHRONOMETER”の刻印….それは当時、自社でクロノメーター検定が許された時代、オプションとして公式クロノメーター検定局に通した証たる”E”から始まる最高ナンバーが存在した。当然、まず出会うことは無いこの一品に隠れたとてつもない真実は、この一品の誕生秘話としても語り継がなくてはいけないだろう。当然そこにはロレックスの妥協を許さない開発への自信と特許への拘りを見せ角穴車に刻まれた”SUPER BALANCE”が示すとおり、テンプは環状のリム部分を熱い部分と薄い部分に分け、薄い部分に調整の為のチラねじを装備し、熱い部分からチラねじが飛びださないようにし回転半径を大きくすることによって慣性モーメントを上げ精度を高めたこの技術さえ基本的クオリティーは存在する。
そしてこの一品を見つめ直した時、なぜ18金無垢のこのスクエアーという造形に繊細でありながら大胆に彫金をギョーシエに施した理由がわかったような気がした。
そう、すべてパーフェクトに拘った結果の最高のタイムピースという真実のストーリーがそこには確実に存在した……..
【コンディション】
日差±60秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みの最高の一品。ムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。ダイアルはオリジナルに見えますがダイアル裏のリダン痕からもオリジナルのダイアルではございますがリフィニッシュされております。ケースは目立つキズも無く完璧なコンディション。