激希少9金無垢シャンパンゴールド ブランガード★ロレックス プリンス★Ref.1490/Cal.T.S

 1910年、スイス、ビエンヌにてクロノメーター歩度検定局認定『クラス1』

時計史に燦然と輝くロレックス伝説の始まり、この偉業は、後、精度への

拘りのプロセスとなり、1927年”キュー=テディント天文台”にて86.5ポイント

獲得。1929年、これをもってロレックス史に残る名機が誕生した……….

1930年代、イギリス英国紳士のステイタスとして人気を博し、1936年、イギリス国王”ジョージ5世”が、即位25周年の記念品として500個をロレックスに特別注文をした。

『PRINCE/プリンス』

デュオタイムとして、時、分針のダイアルと秒針のダイアルを縦に分け、当時、ドクターが脈拍を計る為に使用されることからも”ドクターウオッチ”と呼ばれ、その独得なロングのレクタンギュラーケースで、世界中の人々からも愛され、1940年頃までロレックスを担っていたは、言うまでもない。当時は、慣れない巻き込み式リューズなどによりクレームの多かったオイスターケースより王族発注品としての話題性もあり、又初期のバブルバックより30%安価なことでも人気を博し、その細長い空間を利用し、様々なダイアルデザイン、そしてレギュレーターとしてシンプルなストレート、裾が広がったフレアードなど、そのバリエーションはさまざまで、そのデザインによりリファレンスを変えていくことからも当時、ロレックスのプリンスに対する思い入れが、他モデルよりも強かったことは言うまでも無い。現にプリンスが発売された頃、オイスターケース、ファーストシリアル”20001″から1933年のバブルバック発売前シリアル”29562″からもわかるとおり、9500個ほどしか製造されておらず、当時のプリンスの人気の高さが窺える。
そして今回ご紹介するのは、人気がゆえにこのリファレンスはロレックスファンであれば誰もが知るところであろう。

“Ref.1490”ブランガード”フレアード9金無垢ケース

42.4mmロングを21mmのセンターボディーからケースラグの両側24mmに裾が広がるようにしなやかな曲線で、9金無垢のシャンパンゴールドの淡い輝きはまさにエロティックそのもの、しかし一旦腕に嵌めれば、この年代独特の様相であるコンティニュード(ハメゴロシ)である20mmという幅広のラグが男らしい存在感を与え、プリンスワールドそのものである。かつて15年前頃の時計雑誌で150万円以上したプリンスを給料の10倍以上の現実と夢の狭間に、いつか、この逸品を手に入れてやると誓ったあの頃を思い出させる….当然、その熱き思いは、中かせ溢れんばかりの”Cal.TS”の魂の鼓動として体全体に響いてくる。
ロレックスビエンヌ社(旧”エグラー社)として1926年出願し、1929年には、既にプリンスに搭載されたロレックス初のレギュレータームーブメントとしてグリュエン社と共同開発をした特許番号”120849″を擁した”Cal,T.S”は、世界一細長いムーブメントとしてその空間に適したように芸術的造形として表現され、その造形に秘められた思いは、テンプの振動数を一定させる為の大型で分厚く重量感のある独得なチラネジのテンプ、香箱からテンプまでの駆動をほぼ直線に配置し、その為に存在する巻上げ時に連なる2つの中間車が、特許という歓喜な味わいを含めてバブルバックをしのぐと言われた人気ぶりの歴史的真実を現代に伝えていると言えよう。当然今回のRef.1490に搭載されたT.Sには、ケースバックに刻まれた”25WORLD RECORDS”が示すとおり1930年前後の軟鉄とスティールのバイメタルの切リテンプ、そしてその刻印すべてが物語るように、1944年まで自社でクロノメーター検定が許されたように、ロレックスが社内検定機として8姿勢差調整の証たる古きメッセージとして”OFFICIAL RESTED IN EIGHT WAYS”が深々と刻まれている。

そんな今回のあなたのハートを鷲ずかみにするほどの衝撃を与える最高の逸品、出会えた時が、最初で最後の出会いと感じる希少性を放つ今回の一品、あなたの人生のそしてヒストリーを永遠に語り継ぐ大切な友として触れあって頂きたいと願い出品致します。

【コンディション】

日差±60秒、完全OH済みの最高の一品。ムーブメント6ヶ月保証お付けいたします。ダイアルは経年のヤケがでて、最高のオリジナルコンディション。ケースは年代なりのヤセ、打ち痕、小キズ、など年代を感じさせる状態ではございますが、プリンスによくある裏蓋の開閉が甘くなるような使用上の問題はございません。