伝説3代目Ref.6305/Cal.745★ロレックス デイトジャスト★18金無垢極上品

 1945年、時計の世界はある発明よにより新たな時代の幕開けとなった。それは当時、バブルバックというロレックスが世界で初めて両方向回転ローターを装備した自動巻きを開発てか13年目であり、当時、バーゼルが主流となっていったにも関わらず創業40周年のパーティーの席で発表された。
それは630NAというバブルバックメインキャリをベースとし、そのムーブ内外周にカレンダーに31個の歯をつけ1～31日までを表示しカレンダーホイールをボールベアリングを利用し、自由に動かすことに成功。一日に一周する筒車に中間車をつけ、31日で一回転させるキャリバー”A285”が誕生した。それは人の手で、ひつひとつの部品をチューニングし組み立てられ、6姿勢差で精度を限界へと導き、スワンネックでその精度への耐久性を絶大なものとし、ダイアルの3時位置上に小窓をつけてデイトを表示した世界初のカウンター式デイトモデルガ発表された。そしてそのモデルに与えられた名はDATEJUST/デイトジャスト…..そしてファーストリファレンス”Ref.4467”。
この伝説モデル発表により、現代のロレックスの基本方針のひつでもある目まぐるしい速さで開発されていくムーブメントとそれに伴い与えられていくリファレンスとの関係が出来上がっていったと言っても過言ではない。そしてそのファーストデイトジャストから翌年、それは”Cal.740”へ引き継がれ2代目デイトジャスト”Ref.6075”が誕生し、その後、ボールベアリングなどの改良に伴い”Cal.745”が1952年に誕生した。そしてそのキャリバー開発に伴い与えられたリファレンスが”Ref.6105”と、そして世界で初めて3時位置のカウンター式デイトの表示を見やすくする為にアクリルの風防にレンズをつけたモデル

”Ref.6035” が世界へ発表された。

それは古代ギリシャ神話のタイタン族と共に巨人族として知られる”キュクロプス”の名にちなみ”サイクロップレンズ”と命名された。その2.5倍に膨れ上がるカウンタから覗く数字に当時の人間は、かわりゆく時代の新しい希望になったのかもしれない。
そんなデイトジャストから今回、ご紹介するのは、始めてサイクロップレンズを搭載したモデル”Ref.6305”をご紹介したい。それも今回は、非常に珍しい18金無垢のま逸品、更に驚くことにデッドストック級の最高の逸品である。まずそのオーラに度肝を抜く様相は、バッケースの底からベゼルまで10mmを超える厚さである。風防を入れれば13mmを裕に超える。ほぼ現行のデイトジャストと変わらない。そんな存在感と重量感を持つ18金無垢のケースは、デイトジャストの現代まで変わらぬ基本系テザインとなったと言われるようにラグからケースに流れるしなやかなボディーラインは改めてデイトジャストの魅力を再認識させてくれる。ダイアルはケースのコンディションと同じく奇跡とも言うべくデッドストック級のコンディションで染みひとつない。当然、ダイアル裏の爪足の偽痕もチェック、完全なオリジナルであるのも間違いない。そしてそこにビンテージデイトジャストの魅力たるレッドデイトが持つ者に最高の幸せとして心に余韻を残してくれる。そしてそのケースの膨らみに順ずる厚さを誇るムーブメントは、チラねじによる空気抵抗を失くす為の天輪の外周からそのチラねじが突き出さぬようにしたスーパーバランステンプの独特の造形がチラリと覗かせる緩急針とともに最高の美しさを魅せてくれる。その証は18石の基本受け石にローターだけでも7石使用し合計”25石”の当時としては信じられないムーブメントへの耐久性とクオリティーの高さへの拘りを体の髄にまで感じることが出来よう。言葉にならない逸品、信じられないコンディションと存在するだけでも奇跡とも言うべく今回の一品。お金を出しても買えない一品とは何かを物語ってくれる最高の逸品であることを皆様にお伝えしたい。



【コンディション】

日差±60秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みの最高の一品。ムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。言葉にならないほどの完璧なコンディション。デッドストックではないが、デッドストック級と呼んでも過言ではない。風防は当時のオリジナルではございませんがロレックスオリジナルの風防です。