★★★　R O L E X ★★★ Oyster Perpetual “SEMI-BUBBLEBACK” Honeycomb W/Reeded Bezel★オイスターパーペチュアル “セミバブルバック”　純正ハニカムダイアル W/リーディッドベゼル Ref.6085/Cal.645

1932年当時から実は構想が練られていたノンスクリューの”スーパーオイスタークラウン”を定義に持つ”セミバブルバック”という名の存在、 18年の月日を擁して開発されたチューブとクラウン(リューズ)にパッキンをもうけ押し込むことによりその圧力で高い防水性を可能にすることでネジ込みチューブを必要としない6mmというビッグクラウン“スーパーオイスター”とした名で誕生したが1952年ロレックス　ジュネーブ社のトリプロッククラウン開発(特許番号:300363)により、そのクラウンは、その5～7年余りの短い生涯を閉じたのである。そんなスーパーオイスターからツインロックに変更された1950年頃の希少なセミバブルバック”Ref.6085”をご紹介したい。バブルバック期より一回り大きくした34mmのラウンドケース、よりワイドになったベゼルは1時間ごとのバー状のインデックスでバーとバーの間の細かく繊細にストレートラインが彫り込まれる。特に今回の一品はダイアルが同一の模様を同一間隔でエンボス加工されたギョーシエダイアル。海外ではそのデザインから蜂の巣を意味する”ハニカムダイアル”と言われ、希少視されるが現存するものはほとんどがリダンで、今回の一品のように、なかなか修復されていない当時のままのオリジナルコンディションの個体はほとんど市場に出回ることは無くなっただけに、その年輪を備えたダイアル全体にヤケた風合いに、当時のラジウム夜光の枯れた具合、そして1955年頃まで一時的に採用された”ROLEX”の文字がプレート状のアプライドをはめ込むエンブレムが何とも言えない表情へと導き楔型のインデックスとトップ部分のドット夜光も最高のビンテージとしての演出としてこの一品の素晴らしさを唱える。機械はバブルバック最終630NAキャリのローター部分と本機を繋ぐ連結車と絡む香箱と連動する角穴の上部に取り付けられた回転軸となるパーツはどの方向からでも巻き上げるように2つの歯車とカムと独創的なワッシャーを備えることでより厚さを増し、それが結果バックケースが膨らむような形状となりバブルバックと言われる由来となったが、今回の6085の搭載機645になると回転軸を一段にすることで高さを抑え、バックケースもよりフラットとなり、それが”セミバブルバック”と言われる由来となったように、バブルバックよりはフラットであるが、こんもりと盛り上がったバックケースは見て触ってもたまらない感触を覚える。ケースサイズもバブルバックより2周り大きくなりより現行に近くなったサイズとなった。そんな今回の一品のストーリー。ブレスは当然、ロレックス純正であるが6085とはモデル違いとなり、1995年頃に製造された78350の3連オイスターハードブレス。557Bのフラッシュフィット部分は若干隙間が空いてしまっていることはご了承頂きたい。

☆☆☆ 奇跡!!! 1950年代製造純正オールオリジナル ☆☆☆
(日差±30/メンズ/当社調整済み/無し)
ブレスは1995年頃の現行78350の3連ハードブレスでフラッシュフィット557Bで当然ロレックスの純正ブレスですが、この個体とはモデル違いとなります

☆☆☆ “1951年頃製造”ファクトリーオールオリジナル ☆☆☆

◆【ベゼル】1951年頃製造純　ステンレススティール”リーディッドベゼル”
【状態】小キズ程度で目立つ打痕などのキズはございません。エッジラインも完璧です※磨きはしてございません

◆【ダイアル】1951年頃製造純正 “ハニカム”ギョーシエダイアル　w/アプライド”ROLEX”エンブレム(完全オリジナルコンディション)
【刻印】(ROLEX OYSTER PERPETUAL SUPERLATIVE CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED SWISS)
【状態】夜光のドットポイント、針部分は経年で枯れ最高のビンテージ感。ダイアルも全体にヤケ言葉にならないほどの美しさ

◆【針 & アワーズインデックス】1951年頃製造純正　シャンパンゴール楔型夜光インデックス　& アルファー針
【状態】金無垢独特の酸化色も多少ございますが、これも又ビンテージ感が漂い最高の趣を感じることが出来る

◆【リューズ】1951年頃製造純正14金張り”スーパーオイスター”リュウズ
　【状態】ロレックス史上唯一のノンねじ込みオイスター竜頭。小キズ程度で目立つ打痕などのキズはございません。

◆【ミドルケース】1951年頃製造純正 ステンレススティールミドルケース

【刻印】●12時位置:(738027)●6時位置:(6085)
【サイズ】33.5mm(リューズガード含めず/含み36mm)×38.7mm(両側ラグの先端まで)
【状態】小キズ程度で目立つ打痕などのキズはございません。

◆【スクリューバックケース】1951年頃製造純正 ステンレススティールスクリューバックケース
【刻印】ケース裏インサイド:(GENEVA SWISS ROLEX PATENTED 6085)
【状態】オープナーによる多少のキズはございますが目立つキズ、打痕はございません

◆【クリスタル】1980年以降純正アクリルクリスタル風防
【状態】当社で交換させて頂きましたのでキズはほとんどございませんが小キズ程度あるかもしれませんのでご了承下さい。

◆【ブレス】1995年頃製造純正 ステンレススティール Ref.78350/FF.557B”3連ハードオイスターブレス”
【刻印】ROLEX REGISTRED SWISS MADE STEELINOX 78350
【サイズ】腕回り:185mm / コマ数:13フルコマ
【状態】ほぼ伸びも無くかなり状態はいい。当社で磨きをしていないが目立つキズ、打痕も一切無い。

★☆★　Cal.645(SIZE;A296)　★☆★

VIBRATION(振動数):18000振動/時

JEWELS NUMBER(受石):17石

RUNNING RESERVE MAX(最高駆動時間):38時間

SCREW BALANCE(チラネジテンプ)

NON HACK SYSTEM(ハック機能無し)

【刻印】:(ROLEX PERPATUAL CHRONOMETER SWISS MADE PATENTED 75331)