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激希少1988年アンカー★ゼニス エルプリメロ Ref.02.0730.400★Cal.400 純正箱

MODELRef.02.0730.400  エルプリメロ ” アンカーロゴ ” トリコンパックス  最初期一世代モデル 
MOVEMENTCal.400
AGE1988年
MATERIALステンレススティール
SIZE40mm(横径/リューズ含ず・含み42.2mm)×42.2mm(縦径/両ラグの先端まで) 

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激希少1988年アンカー★ゼニス エルプリメロ Ref.02.0730.400★Cal.400 純正箱のサムネイル
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激希少1988年アンカー★ゼニス エルプリメロ Ref.02.0730.400★Cal.400 純正箱のサムネイル

 1961年4月21日ソ連のボストーク1号が世界初の宇宙飛行を成し遂げたことで、アメリカの当時大統領であるジョンFケネディーが『10年以内に人類を月に送り無事帰還させる』という発表をしたことで、世界的な規模での経済的影響が出たことは事実であり、時計産業の大きな変革となった。
1961年その発表を得て、NASAが発足、早速人類を月に送るマーキュリー計画に伴い、NASAの官給品調達担当者が内密に時計を集め始めていたことで、その噂は各ブランドらも知れ渡ることとなる。当時未だ時計は標準飛行装備品でなかったが、マーキュリー計画で腕時計に関してはパイロットの意思に任せておりマーキュリー計画での有人飛行が長時間にわたり実現可能となり、そこに電気系統のトラブルが発生する現実と向き合う為に腕時計におけるマーキュリー計画の役割も大きくなり、正式な飛行装備品となっていく。
当時、オメガもその装備品のメーカーとしての戦略に動くこととなる。当初マテール社の146ADを中心とした手巻きクロノグラフを販売していたが、12時間積算計のが標準装備となると聞くと1962年クロノグラフの常識を破る世界初の自動巻きのクロノグラフの開発が始まった。

EL PRIMERO…スペイン語で初というその名を当時既に名づけられた。

まさにこれが”自動巻きクロノグラフ開発争奪選となるプロジェクト99″のオリジンともなり、それらがマーキュリー計画への野望が前提にあったとみていいだろう。その理由に当時ゼニスは1965年にプロトタイプを制作、翌年には量産に入ると言っていることからもかなりマーキュリーを意識していたのかもしれない。当然それは宇宙で何十時間も作業するのに自動巻きであれば、ゼンマイを巻く必要も無く作業効率が更にに上がることを示す。しかしNASAにとっても1967.8年には実務作動に入る為に量産が出来様々な宇宙環境で耐えうる過酷なテストを実施しオフィシャル契約へとこぎ着けなければならず、ゼニスもその開発には1965年には間に合わず、1968年になってしまうこととなる。そしてゼニスが下した目標が、月面着陸となる20世紀最大の世界中が注目するその1969年に間に合わせることでオフィシャル契約を獲得したオメガに対しての布石であったと言っても過言ではない。そして当時自動巻きクロノグラフ開発を行っていたセイコー、ブイトリング、ホイヤーを中心としたキャリバー11にも遅れをとることとなり、10月に”EL PRIMERO”は市場に出ることとなった。ファースト”モデルA384″の誕生であり、A385,A386もラインアップされた。
しかしその開発した同年、スイス時計界、世界の時計産業において機械式腕時計の暗雲の時代の幕開けとなったのは言うまでもない。
セイコーから年差という表示を武器にクオーツを開発、73年に低価格となると、世界中の人々が精度の高いクオーツに時計の価値を求めていった。
当然、時計業界は一変し世界大恐慌も加わり、ほぼ壊滅状態となった。その後1978年、ゼニスはスイスのディクシーグルーブに買収されると、経営陣からすべての機械式時計の製造停止を余儀なくされ、機械式が世に再び見直さられるようになるまでには6年の歳月がかかり、1984年機械式が世に出ることとなった。
そして1986年エルプリメロは復活、そしてCAL.3019PHCとしたオリジンの名は400キャリバー誕生に伴い、新たな伝説が始まることとなる。
そして当初400キャリ搭載のモデルには”EL PRIMERO”という名を刻むことはなかったが、90年になってからその名は永遠に復活することとなる。
そして今回ご紹介するは、その名を刻ない初期のモデル、搭載はCal.400でリファレンスナンバーは『02.0730.400』。”EL PRIMERO”の変わりにアンカーマークがダイアルの12時位置に刻み、そのロゴを中心の内周に24時間のスケールを3レジスターとなる30フン積算、12時間積算 永久秒針のイン溝ダイアルと同化させ外周にタキメーターを表示させる。特に特徴的なことは、ステンレススティールのベゼルに10分間ごとにライダータブを装備させ、視認性をたかめ操作のし易い利点を生んだ。まさに複雑なスケールでゼニスらしくないモデルであり、エルプリメロ伝説の復活の狼煙を揚げたもでるとしの威厳を感じさせてくれる一品である。ブレスもこのモデルの純正品、伸びもなく完璧に近い最高の状態である。