幻1956年ロレックス エクスプローラーRef.6610★ミラー&ギルトダイアル w/ラジウム夜光ビッグドット秒針&ロング分針★1030キャリバー

【商品説明】
それは64年という月日が過ぎ去る中で、人間の想像を超えた万物としてここに存在する。夜光塗料がほどよくダイアル全体に飛散し、当時。メラニン系の柔らかい樹脂を1500°以上の乾燥系の高炉で焼きたるプロセスの中で、それが経年ヤケしたことで、まるでキャンパスに描かれた油絵のように独特のどんよりとした光沢感を醸し出す。1963年スイス政府がダイアル製造過程で放射線量の人体に与える影響を考慮しそれまで時計の夜光として使用されたラジウムをトリチウムに変えていったが、この一品は1956年製造という長きにわたる年月でもその効力を一切失わない夜光が証するかのように、8.5マイクロシーベルトを叩き出す当時の最高のオリジナルの勲章ともなっている。当然針もラジウムの当時のもので、58年頃までのビッグドットの秒針に、ラジウム夜光の使用された1963年までとトリチウムに変わる1964年頃までに使用されたダイアルに金色のサークルのスケールを描き、そのサークルまで届く定義となる当時の金フレームのロング針、そして1950年代の竜頭にトップ部分に＋のパテントマークを刻んだ竜頭も含め、1964年の当時のままのコンディションは見た者すべての脳裏に残り、感動を与えることは自然であることをこの一品に出会った全ての物は感じることであろう。そして内からの鼓動はキャリバー1030、1950年745などと同時期に開発されたが、スポーツモデルに特化したキャリバーでもあり、それまでの方巻上げから左右からのローターの回転を一方向に整流させることで両方向から巻き上げを可能にし、ローターと機械のジョイン部位に十字型のスプリングを使用することでより回転効率をスムースにさせ、この機種から採用された縦の振動により強い耐震はフラワーキフとなり耐久性を数段高めた最高の機械であり、その全てを網羅した今回の一品”Ref.6610”は最高の一品と言えよう。

他モデルの中で一番謎めいたと言っても過言ではないエクスプローラー。特に誕生した1953年には、メインキャリとしてセミバブルバックの時代を背負う”Cal.775”いわゆるA296サイズと呼ばれるものであり、当初ファーストモデルとして誕生したきっかけが、同年ジョン・ハント卿を隊長とする登山隊が、オイスター・パーペチュアルを携行したことで、この遠征で、エドモント・ヒラリー卿とテンジン・ノルゲイがエベレスト登頂に成功したオマージュモデルの存在としてエクスプローラーは世界にその名を刻むこととなるが、ではファーストとはいかなるものなのか、1954年のチラシで『EVEREST Leader’s Tribute to Rolex』の見出しであるのにはリファレンスナンバーが記載されていない。当然、今までは”Ref.6350”がファーストであり、ジョン・ハント率いる登山隊が装着していたのも”Ref.6350”であると言われ続けてきたが、近年それは”Ref.6298”ではないかと言われている。確かに一般市場としてチラシに掲載されたのは”Ref.6350”ではあるとされるが、そのチラシの画像からはクロノメーターではないノンクロノメーターの画像であるのは誰が見てもわかるはずである。ロレックスのオフィシャルサイトでもその存在を一切触れていないのはなぜだろうか。1953年に登場としたエクスプローラーは4つあり、Ref.6098、6298、6350、6150となるが、年代はすべて同じ年代に登場している。当然搭載キャリバーもCal.775であるが、問題となっているのはエベレスト登山時の彼らの写真であるが、ノンクロノメーターであった可能性か強く、そうなるとRef.6298,6150のいずれかとなる。当初はノンクロノメーターとして開発され、既にエクスプローラーとして誕生していたRef.6298をジョン・ハント卿を中心とした登山隊が装着し、エベレスト登頂をきっかけに、当然、単体のモデルとしての存在として売り出す必要があったロレックスが、その時点で存在しなかったモデルRef.6350をRef.6150ケースを流用し、当然、クロノメーターとして名を売っていたロレックスがクロノメーターRef.6350を誕生させ、ヒラリー夫人が装着していないにも関わらず、伝説のストーリーを作ってしまったのではないかと考えるのが自然ではないだろうか。そんなエンスプローラーも世界で初めてとなる両方向巻き上げ1030登場により、6610が誕生する。

   R O L E X  
  Oyster Perpetual -EXPLORER- Blacck Gloss & Gilt Dial
オイスターパーペチュル　”エクスプローラー” ミラー&ギルトダイアル OCC
R e f . 6 6 1 0











☆☆☆　1956年製造ビンテージコンディション ☆☆☆
(メンズ/平置日差;＋7秒/振り角;260°/片振:0.6ms/拘束角;52°)
※タイムグラフ実測での数値ですが、環境により変化致しますので、あくまでも目安すとしてお考え下さい。

☆☆☆　オリジナルコンディション ☆☆☆
ダイアル裏の爪足の偽造痕のチェック、リダン痕のチェツク済み※ダイアルも当時のオリジナルコンディション
完全オールオリジナルコンディション

 ☆ 1956年製造純正 オリジナル　”ミラーブラックOCC” ダイアル ☆
【刻印】:ROLEX OYSTER PERPETUAL EXPLORER OFFFICIALLY CERTIFFIED CHRONOMETER SWISS
【状態】:(1956年の希少なミラーダイアルはミラー独特の柔らかな光沢に経年の中でラジウム塗料がダイアル全体に飛火した様は最高のビンテージの漂いを感じる)

☆　1956年製造純正　ステンレススティールフィクスベゼル ☆
【状態】:(当社で磨きはしてございませんので小キズはござますが目立つキズ、打痕などはございません)

☆ 1956年製造純正　ステンレススティールケース & スティール＋パテント竜頭 ☆
【刻印】:●6時位置ケースサイド:(138543)●12時位置ケースサイド:(6610)
【状態】:(当社で磨きはしてございませんので小キズはござますが目立つキズ、打痕などはございません)
【サイズ】 35mm/横径リューズ含めず×45mm/両ラグ先端まで)

☆ 1956年製造純正 ステンレススティールスクリューバックケース ☆
【刻印】:MONTRES ROLEX SA GENEVA SWIZERLAND PATENTED STAINLESS STEEL 6610 Ⅱ56
【状態】:(当社で磨きはしてございませんので小キズはござますが目立つキズ、打痕、オープナーによるキズもござまいせん)

☆ 1956年製造純正　オリジナル　ラジウム夜光インデックス　&　ラジウムビッグドット秒針、ロング分針 ☆
【状態】:(経年の腐食が見られますが、ビンテージとしての最高の漂いを感じさせる)

☆ 1971年製造純正 オリジナルオイスター3連巻ブレスレット　☆
【状態】:(Ref.7836 /多少の伸び程度で、かなりいい状態です。ラグ幅:20mm×12駒/腕回り:最長185mm※指一本入る)