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激希少1921年製造14金無垢懐中★ハミルトン★逆配置グレードCal.10(910)

PRICE即決価格(Buy it now)  ¥180,000  (税別・交渉可能) 
MODELシルバーマットダイアル W/オールナンバー  オープンフェイスケース
MOVEMENT Cal.10(910)
AGE 1920年代製造ビンテージオリジナル 
MATERIAL 14金無垢
SIZE 47mm(ペンダント含み58mm) 
激希少1921年製造14金無垢懐中★ハミルトン★逆配置グレードCal.10(910)のサムネイル
激希少1921年製造14金無垢懐中★ハミルトン★逆配置グレードCal.10(910)のサムネイル
激希少1921年製造14金無垢懐中★ハミルトン★逆配置グレードCal.10(910)のサムネイル
激希少1921年製造14金無垢懐中★ハミルトン★逆配置グレードCal.10(910)のサムネイル

グレード992、950など名機と呼ばれるものから複雑多岐なグレードも存在することからもハミルトンの当時の時計作りへの執念を感じることも出来よう….特にそのグレードの高さからアメリカの象徴としてそこに与えられた伝説のレイルロード、そのグレードナンバーに秘められた思いは、鉄道時計のアメリカの歴史、それは時計のアメリカ産業の真実の軌跡の始まりだったのかもしれない。
軍用として数多くの時計をアメリカ軍に供給し、第二次世界大戦では、軍事工場としても提供し、軍用時計の歴史を築いてきたのは確かである。その分、精度への拘り数多くのグレードをこの世に誕生させていった。特にグレードナンバーからも解るとおり、オープンフェイスがほとんどで、軍用、鉄道時計仕様としての生産意向も強い。今回の一品もその一つであり、特にオープンフェイスでありながら、ムーブメントを取り出す場合、風防のツイタフロントケースを開け、その後、ペンダントを持ちながら、左に捩じるようにムーブメントごとを開閉する。特にこの機械はグレード910としても有名なとおり、開閉のジョイント部分が左にある為、通常はテンプ回りの位置となることで、精度に損傷を起こしやすくなることを避け、この機械は構造自体を反対に配置するというある意味、使い回しの出来ないパーツ制作ということで、希少でグレードも高いことで知られ、特に金張りケースの多い懐中の中、14金無垢を使用するモデルトシテモ有名である。そんな今回の一品も14金無垢、調整はノーマルであるが、受け石のシャトン留めの両サイドにネジ留をしてしっかりと補強するところはこの機械の特徴のひとつと言えよう。通常は法線状となるエングレービングの仕上げもノーマルなコートドジュネーブ仕上げ、ただ、このノーマルと感じるが、右効きの多いヨーロッパ人向けにこのような時計が作られているとした、ムーブメント配置を逆にしたこと、アメリカ時計の独特のブリッジへのダマスキンやグレード910独特の法線状を施さないで、スイス時計の美の象徴としたコートドジュネーブ装飾を施すことも納得できるかもしれない。そんないろいろな想いを感じる今回の一品、シルバーマットのダイアルは経年のヤケも全体に広がりビンテージの匂いをプンプンさせてくれる。又、極細のスペード針と繊細に印字されたローマンインデックスが高級感を上げ、フェイスからもこの一品が特別な一品であることが伺えよう。