クールストア販売商品

カナディアンロレックスの謎..★ロレックス イートン★14金無垢シャンパンゴールド

PRICE 
MODELイートン
MOVEMENT 
AGE 1930年代
MATERIAL 14金無垢シャンパンゴールド
SIZE サイズ:40mm×48mm(リューズ含め))

SOLD OUT

申し訳ございません。こちらの商品は現在売り切れです。
同モデルあるいは近いモデルをお探しすることが可能な場合もございますので、
お気軽にお問い合わせください。

カナディアンロレックスの謎..★ロレックス イートン★14金無垢シャンパンゴールドのサムネイル
カナディアンロレックスの謎..★ロレックス イートン★14金無垢シャンパンゴールドのサムネイル
カナディアンロレックスの謎..★ロレックス イートン★14金無垢シャンパンゴールドのサムネイル
カナディアンロレックスの謎..★ロレックス イートン★14金無垢シャンパンゴールドのサムネイル

1920年代当時、アメリカでは、自家用車やラジオ、洗濯機、冷蔵庫等の家電製品などの様々な発明で、アメリカを中心に、ヨーロッパに飛び火し、世界は空前絶後の『黄金の20年代』とも呼ばれ、当然、ロレックス創業者”ハンス・ウィルス・ドルフ”も、アメリカに市場を求めた。これが俗にいう北米モデルの原点であり、そこから続くロレックスの歴史を真実の隠れた歴史を知る鍵となるカナディアンロレックスの始まりである。

ロッレクスのオイスターケースを開発した”オイスターウオッチカンパニー”の独自ブランドの存在、そして多種多様なカナディアンモデルの存在、オイスターセンターセントルグラフ、オイスターリプトン、オイスタージュニアスポーツ、オイスターコマンダー、オイスターリコーダー、オイスターグレンフェル、オイスターエディソン、オイスタースタンダード、オイスターシップメイト、オイスターソーラなど、当時のロレックス社の販売戦略の苦労が伺える。当時、これらの中にはアメリカのそれぞれの代理店などがロレックスと共同出資により独自ブランドとして誕生した言わばディフューョン的存在もあれば、ペットネームだけでブランド化したものであったりと様々である。そして今回、ご紹介させて頂くのは、そのカナディアンロレックスの象徴たる名でも知られる”EATON/イートン”ブランドをご紹介したい。ティファニー、ブッフェラーなどに見るリテイラー契約とは又違うストーリーが始まろう。

現在カナディアンロレックス社の本拠地であるトロントに1869年にティモシー・イートンによって設立されたリテイラーであり、1919年には240,000 ㎡を有する巨大デパートへと変貌し、各家庭にイートンのカタログがあったほどで新聞は読まずともイートンだけは読むと言われたほど、そんなイートンを視野に入れた展開を計る為にトロントにロレックスがカナダ支社を置いたとも言われ、当然、そのイートンを利用した販売戦略は1930年頃には製造工場もでき、巨大マーケットへの参入を計ったが実際は売れ行き不振であったのも事実で、イートンブランドはその後ディヒュージョン”オイスターソーラ”ブランドへと変わってしまう。
そんなイートンの華やかな時代を象徴とする今回の一品は、40mmの18金無垢シャンパンゴールドを贅沢に着飾った1920年代のポケットウオッチ。ダイアルは当時、イートン社が独自に下請に発注させ作られた当時のコンディションをそのまま90年の時を刻んだ完全なオリジナルダイアル。カナダらしくフランス語で表示されたインデックスナンバーはなかなかコレクターの心をくすぐってくれる。そこを長めのブルースチールハンドがいいビンテージぶりを魅せる。ハンターのバックケースを開ければそこにはイートンの堂々たる当時の25年勤続を表してイートンの従業員に贈呈された証が深々と刻まれ、しっかりとロレックスのイギリス支社の刻印もある。ムーブメントはガンギ車以外の2,3,4番車をひとつのブリッジにまとめたジュウ様式でそのブリッジも鏡面でハイポリッシュに仕上げられている。当然1920年代の産物はスティールと黄銅を組み合わせたバイメタルの切リテンプ、長めが印象的なチラねじの美しさは、スワンネックの緩急針と共鳴し美しさを限界へと導いている。すべてクオリティーの高さを物語ってくれる一品。

20世紀の北米経済の象徴とうたわれた”Eaton Co/イートン” グループは2002年に消えてしまったが、その思いはカナディアンロレックスの謎ともに、次世代に流れる熱き思いの為に永遠に封印されたこともお伝えしておこう。


【コンディションなど】

日差±60秒、ガンギ、テンプ、ゼンマイチェック、注油済みの3ヶ月動作保証付き。ダイアルは80年の時を感じる経年のヤケが全体に出て最高なオリジナルコンディション