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伝説グライツ嬢モデル★ロレックス オイスター★ビッグリューズ Cal.10 1/2

PRICE 
MODEL オイスター ビッグリューズ グライツ嬢モデル
MOVEMENT Cal.10 1/2 HUNTER
AGE 1930年代
MATERIALステンレススティール
SIZE 28mm(クラウン含めず)/31㎜(クラウン含める)×30mm(ラグ to ラグ)×14mm(厚さ)

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伝説グライツ嬢モデル★ロレックス オイスター★ビッグリューズ Cal.10 1/2のサムネイル
伝説グライツ嬢モデル★ロレックス オイスター★ビッグリューズ Cal.10 1/2のサムネイル
伝説グライツ嬢モデル★ロレックス オイスター★ビッグリューズ Cal.10 1/2のサムネイル
伝説グライツ嬢モデル★ロレックス オイスター★ビッグリューズ Cal.10 1/2のサムネイル

1927年、10月7日、イギリス側からフランス側へ国境でもあるドーバー海峡を当時、ロンドンの速記記者をしていたメルセデス・グライツ嬢が、15時間15分でわたりきった。それは世界中の一大ニュースとして知れ渡った。そして彼女がまさしく腕にはめていた同モデルが、今回ご紹介する一品である。
28mm×28mmという独特なクッション型のミドルケース、そこにねじ込み式のラウンド状のベゼルにバックケース、そしてケースとは不釣り合いなデカメのオニオンクラウンが、オイスターという世界を3ピース構造で表現したオイスターの原点を漂わし、更に1920年代、時、分針に独自性デザインを見いれた頃の希少な当時のオリジナルカシードラル針、そしてそこに一際目立つ“手のひら“をモチーフにしと言われるロレックスのオールドエンブレム、そう、ここからロレックスの謎解きが、1920年代既にはじまっていたのかもしれない.....

ロレックス創業者”ハンス・ウィルスドルフ”が、義弟であるアルフレッドデイビスと共同でイギリス、ロンドンのハットンガーデン83番地で時計販売会社”ウィルスドルフ&デイビス社”を1905年に設立し、その後、第一次世界大戦が勃発すると敵国であるドイツの名が商売に影響を及ぼすことを察し、1915年”ロレックス・ウオッチ・カンパニー”を設立した。ご存じ、当時イギリスで既に時計のムーブメントの製造会社を経営していたエグラー社の製品に時計商社マン時代からの繋がりもあり惚れこんでいたハンスがエグラー社の製品を販売することから始まり、そして最終的には後ロレツクス・ビエンヌ社としてエグラー社を買収した形となったが、それはハンスの単なる買収劇ではないことを今回ご紹介する一品が証明することを証しよう。『OYSTER WATCH CO』ご存じの方も多いはずだろう。ロレックスのオイスターケースを開発した会社として名を馳せ、エグラー社と同じように1920年代にはロレックスの製造部門の一部としてロレックス社の傘下となっているが、このエグラー社も含め、ハンスの買収劇は、その類まれな才能では無く、どろどろしい努力と執念の開発と特許に対しての拘り、そこに本当の意味での時計職人ではなかったハンスの技術開発に没頭したある意味での職人魂を感じさせる真実がロレックスを学べば学ぶほど見えてくるであろう。
1915年、ハンス自ら時計の夜光塗料に対しての特許を出願して依頼、数々の特許を申請し、オイスターウオッチカンパニーがオイスターケースを開発したといろいろな本に記載されているが、それは全くの誤解である。実はハンス自らオイスターケースを開発し、それをオイスターカンパニーが実現させてきた真実が、70年以上の時を越えこの一品が証してくている。その今回ご紹介する一品のバックケースに刻まれた特許ナンバーの数々、GREAT BRITAIN“イギリス”の特許ナンバー“260554/1925, 274.788, 274.789“、スイスでの特許ナンバー”114.948、120.851、そしてアメリカ特許ナンバー“1.661.232、いずれも各国の特許庁にて認可されたもので、特許出願名のそこにはオイスターカンパニーの名は存在せず、ハンス・ウイルスドル個人名しかないことからもハンス自らオイスターケースを開発したことがわかる。その中でも”№120 851″はねじ込みのバックケースとベゼルに対しての特許内容であり、その後のロレックスの歴史に多大なる貢献をした特許である。そのことからも本当のハンス像が浮びあがってくるのではないだろうか。そして今回の一品に搭載されたムーブメントは、グリュエンの資本参加も加え、キュー天文台で86.7点という前代未聞の高得点を獲得し、それをきっかけに6姿勢調整した差高級ムーブメントを更に3階級に分けた”PRIMA、EXTRA PRIMA,”URTRA PRIMA” 中の最上級の精度を表した”URTRA PRIMA”に階級された”10 1/2HUNTER”の最高キャリ、ブレゲひげゼンマイにしっかりとしたヒゲ持ちも備え、すへてが当時、妥協を許さない職人魂を感じる一品であることは違いない。

【コンディション】

日差±60秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みの最高の一品。ムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。ダイアルは完全なオリジナルコンディションのビンテージの匂いがプンプンします。ケースはブラスタル独得の最高の経年劣化のオリジナルコンディション。