激希少Ref.2595★ロレックス オイスタークロノメーター★9金無垢シャンパンゴールド☆スーパーバランスCal.710

精度への拘り…….それは精度を司る為の安定したバランスへの追求、テンプの振りに

対する温度差への徹底した妥協を許さない巧みの技の結晶がここにあろう…….

…….『SUPER BALANCE』

特許ナンバー”120848”。世界初のオイスターリューズの誕生である。
1926年9月21日、ハンス・ウイルスドルフが初めてオイスターケースの特許を出願し、翌月、オイスターリュウズはスイス特許庁に出願された。これがロレックスの歴史の本当の始まりなりかもしれない。

1915年、ハンス自ら時計の夜光塗料に対しての特許を出願して依頼、数々の特許を申請し、ハンス自ら、オイスターウオッチカンパニーに協力を仰ぎ開発したオイスターケースはその後、スイス、アメリカ、ドイツ、フランス特許庁にも出願され世界へ羽ばたいていった。しかし慣れないそのねじ込むという動作に水が逆に侵入してしまうというクレームの現実。結果、自動巻きパーペチュアルまでの20000番台から始まるオイスターの歴史は約5年間でたった20000個たらずでしかなかった………そんな歴史を物語る一品を今回ご紹介しよう。
独特のラウンド状のベゼルは、ねじ込みことにより防水性を高めた造形がゆえ、こんもりとしたキュートな漂いを魅せ、そのベゼルの外周に合わせるようにしなやかな曲線のラインで美しいフォルムを実現したオイスターケース。それは当時の金加工の技術の象徴である9金無垢、当然その固さ故に18,14金無垢よりも造形技術が難しく割れやすい。そんなクオリティーの象徴でもあるシャンパンゴールドの9金無垢をボディーの裏に隠された、各国のパテントを刻み、そこにイギリス支社となったRWCの刻印、そしてハンスの特許を実現へと導き、カナディアンロレックス設立の足掛かりともなった”OYSTER WATCH CO “野それぞれの刻印が、当時の現実の姿を浮き彫りにする。そう40000番台のこの一品のシリアル、1931年頃に製造された証は、未だオイスターカンパニーが存続し、RWCと完全に分かれていたことを現実に示す。1943年からその”OYSTER WATCH CO”の文字がロレックスのケースから突然消えてしまうが、そこには未だ未だ謎が隠される。そんな謎めいたストーリーを考えながらスクリューバックのケースを覗けば更なる深い歴史へと迷い込みそうになる
それはロレックスが精度への拘りを徹底した追及の元に造られた名機”Cal.700″の存在。パーペチュアルの土台ともなり、ロレックスが温度差によるテンプの振りのアンバラランスさを解消する為に、テン輪のリム部分を厚い部分と薄い部分に分け、更に薄い部分にチラネジをねじ込みそれまでのチラネジの空気抵抗を軽減させたロレックスの特許”SUPER BALANCE/スーパーバランス”の証を角穴に刻み、700系独得のブリッジに飛出た秒カナの奥に見出される『CHRONOMETER』の文字の真実は、ブリッジに深々と刻まれた”6 SEVEN POSITIONS/6姿勢差調整”をプロセスとし、この時代未だ各メーカー内での検定を許されオプションとしてスイス公式検定協会に依頼していた時代の完全なスイスクロノメーター協会の認定機であり、当然この証を見たあなたはロレックスの本当の真実の扉を開けてしまったのかもしれない….最後に言っておこう。歴史に潜む真実は、本物という証を知る最高の武器でもあり、逆に現代においての知ってはいけないロレックスの本当の真実の姿がそこに隠れていることも……

【コンディション】

日差±120秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みの最高の一品のムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。ケースは、バックケースのエッジ部分にキズが見られるがオーブナー使用は未だ完璧、当然80年ほど経っているとは思えないコヒンディション。ダイアルは裏の爪足などに偽造痕は全く無く、完全なオリジナル。ダイアルデザインは当時のコンディションでは無いがトリチウムの枯れ具合からも30年以上前にリフィニッシュされたコンディションであるが字体のクオリティーがかなり高いことが窺えよう。