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振動にこそ美学が存在する…★ルクルト★最強バンパーCal.812-E326 ラウンドケース スモールセコンド

PRICE 
MODELラウンドケース スモールセコンド 
MOVEMENTCal.812-E326 
AGE1950年代 
MATERIALステンレススティール 
SIZE34mm(クラウン含めず)×42mm(ラグ to ラグ) 

SOLD OUT

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振動にこそ美学が存在する…★ルクルト★最強バンパーCal.812-E326 ラウンドケース スモールセコンドのサムネイル
振動にこそ美学が存在する…★ルクルト★最強バンパーCal.812-E326 ラウンドケース スモールセコンドのサムネイル
振動にこそ美学が存在する…★ルクルト★最強バンパーCal.812-E326 ラウンドケース スモールセコンドのサムネイル
振動にこそ美学が存在する…★ルクルト★最強バンパーCal.812-E326 ラウンドケース スモールセコンドのサムネイル

現在のジャガー・ルクルトのマスターコントロールで主力としてわざわざスイッチングロッカー(前回転巻上げ)式では無く半回転式を取り入れ、クロノメーター以上の精度と又、巻き上げ効率のすごさが今年に入って取り沙汰されている”Cal.899″の原点はやはり1946年の始めてルクルト自動巻きとしてを世に出した”半回転ローター/片方向巻き上げ”いわゆるバンパー式”Cal.476″であろう。その翌年には、1936年に株の80%を保有することで事実上ルクルトの傘下でルクルト自社ブランドとしてアメリカ市場に輸出するモデルの組み立てからチューニングをすべて行った”ヴァシュロン・コンスタンチン”の専用自動巻きでありヴァシュロンとしても初の自動巻きとなる”Cal.477″の開発に至り、更にその翌年1948年には歴史にその名を残した”カウンター式バワーリザーブ”を世界で初めて世に出した”Cal.481″が誕生し、その後初めての全回転ローター自社キャリとして”Cal.493″が誕生し、その後”493″をベースに手巻きの機能を全く装備させない究極の自動巻として1951年”Cal.497″が誕生し、その機械を搭載し世界に名を轟かせた”フューチャーマティック”ここで誕生することとなった。その後”498″,”499″(フューチャーはその後1958年”817,837″を最後に終わる)と続き、バンパーの時代は消えかけていった。しかし1954年、”481キャリ”を大幅に改良し、更にルクルト発の19800振動を備えた自動巻キャリバー”Cal.812″がバンパーとして劇的に復活を遂げた。又そこにデイト機能を装備した”813キャリ”が誕生し、そしてバンパームーブメントは1956年、世界初自動巻アラームを世に出した”Cal.815″そしてデイト付き”825キャリ”を最後に1959年、ルクルトの基本ベースともなったスイッチングロッカー”として又、マニュファクチュールの魂を世界に伝えた名機ジャイロマテッイクに搭載された”818″と引き換えに13年間のバンパーの時代は完全に終わりを告げた。現代に伝える不動角差を温故知新の如き見直された片方向巻き上げの原点としてスイス時計界、いや世界の時計界の中で、これほどのクオリティーを持ち、すべてがその時代の主役となったムーブメントは、このルクルトのバンパーの他に私は知らない…
そんなルクルトから今回ご紹介させて頂くのは、バンパーとして、そして自動巻として初の19800振動に上げた”812キャリ”搭載の一品をご紹介したい。そのビンテージ感溢れるマットの優しい感触は、常にナチュラルで、経年のヤケも自然の美学としたて存在する。ステンの頑丈なイメージはスクリューバックを装備することで更に実用的な仕上がりを見せる。当然、この逸品のすごさは、その見た目のナチュラルさとは程遠い腕に嵌めた時に感じるその振動こそが、最大の魅力である。腕に嵌めた瞬間から怒涛のように細胞ひとつひとつまでに感じる『コローン、コロン』といった振動である。時にそれは激しく、時にロービートに感じ、その腕の動きによってその大胆不敵な振動が体全体を駆け巡る。まるで….心の臓のように時めき、そして衝突に近い衝撃たるはバンパーという言葉を生み出した。驚き、そして感動…….

“デッドアングル”不動角差15.5°…….これだけで十分であろう。