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バンパーの響き..Cal.481★ジャガー・ルクルト★パワーマティック 1950年代

PRICE 
MODELパワーマティック 
MOVEMENTCal.481 
AGE1950年代 
MATERIAL10金張り 
SIZE33mm(クラウン含めず)×42mm(ラグ to ラグ) 

SOLD OUT

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バンパーの響き..Cal.481★ジャガー・ルクルト★パワーマティック 1950年代のサムネイル
バンパーの響き..Cal.481★ジャガー・ルクルト★パワーマティック 1950年代のサムネイル
バンパーの響き..Cal.481★ジャガー・ルクルト★パワーマティック 1950年代のサムネイル
バンパーの響き..Cal.481★ジャガー・ルクルト★パワーマティック 1950年代のサムネイル

世界で始めて駆動時間の残量をウィンドゥとして表示したモデル『パワーマティック』。現在のジャガー・ルクルトのマスターコントロールで主力としてわざわざスイッチングロッカー(前回転巻上げ)式では無く半回転式を取り入れ、クロノメーター以上の精度と又、巻き上げ効率のすごさが今年に入って取り沙汰されている”Cal.899″の原点はやはり今回のパワーマティックの専用機種として搭載された”Cal.481″であろう。1943年に”Cal.476″として始めてルクルトが自動巻きを世に出し、それに改良を加えモンスタームーブメントが誕生した。3層からなる分厚い構造は、腕に嵌めて頂ければ体全体に迸る『ゴロン、ゴロン』とした驚きの振動が味わえるバンパームーブメントと呼ばれる如し、そのローターは、特殊なスプリングに当たるというより衝突という表現が適切であろうその半回転の動きは、不動差角度が15°という驚きの巻上げ効率で当然、スイッチングの切り替え車は無く、ダイレクトにローターカナから2つの巻き上げ車を連動させるコハゼクリックをかまし、そのとてつもないバンパーローターの爆発音を吸収する為に、そのローターや巻上げ車達を蹄鉄のような分厚いブリッジでしっかりガードし、ルビーで磨耗を完全シャットアウトしている。一目見ただけで惚れ惚れしてしまいそうなその”481キャリバー”のモンスタームーブメント。それを今回のおとなしそうな品のある12時位置にパワー残量を小窓として装備させている『パワーマティック』に搭載している意味がわかるはずであろう。そこまで巻き上げ効率の良さを当時のジャック・ダビド・ルクルトは既に知っていたのかもしれない。そしてそれを最大限に表現させる為にこの『パワーマティック』が1948年に発売されたのであろう。そして今回の一品は、ケースにはキズ、バックケースには個人の刻印が見受けられるが、ヤセのない10金張りのケースは33mmのノーマルであるが、威圧感さえも感じる独特のハンマーラグが、この逸品をとてつもない存在感として惹きたてている。ダイアルは経年のヤケが全体に広がり、そのヤケが優しく浸透するようにアプライドのインデックスの付け根から全体に余韻を残しながら広がっている最高のフェイド感がたまらない。

この贅沢な一品を腕にはめ、バンパー独特の鋼鉄バネとローターの衝撃音を体全体で感じて頂きたい。そして10年経ったあなたは、この一品の驚きの耐久性を真実の申し子として感動を覚えるはずであろう。