激激希少クロノメーター 伝説 Cal.564★オメガ シーマスター★美品 Ref.168024

1945年にロレックスがデイトジャストを発表して以来、デイト機能に対し、様々な機構が開発されてきた。その中でも、60年代までの時分針を回し続けることで、時間はかかるが日日を調整していくものから、80年代に入り基本的にリューズを2段階にし、どちらかにデイトホイールのカナとジョイントさせることで、瞬時にデイトを変える機構が用いられてきたが、そのクイックチェンジ機能が開発される60年代にオメガが、そのクイックチェンジ機能を装備したキャリバーを開発した。それはリューズを出し入れすることで、そのレバーがデイトホイールのカナとカムで作動し、デイトを瞬時に変えることに成功した。それは1965年、”キャリバー564″により実現された。
そしてそれは当然コンステレーションという世界の代名詞となった。それはシーマスター=ノンアドシャスト、コンステ=アドジャスト、いわゆるシーマスターは、564,565の関係のようにコンステの無調整キャリバーを使用することで格差をつけていたのかもしれない。そんな中で、このキャリバーが登場する1965年、コンステ以上のステイタスを持ったモデルが、今回の一品、”SEAMASTER CHRONOMETER/シーマスター　クロノメーター”である。
当然、キャリバーは”Cal.564″、5姿勢差調整の公式クロノメーター認定を受けた一品、バックケースには、天文台のメダリオンは無く、シーマスターのシードラゴンが深々と刻まれ、この一品の特別な存在を証している。シンプルなシーマスターフェイスが、コンステの独特な表情にはない、落ち着き感がたまらないフェロモンとなって、見た者に高級感と日常使用という2つの顔を魅せ、シーマスターという世界を超えた最高のストーリーを奏でている。