激希少125周年2000本限定★オメガ スピードマスター125★Ref.3780801/Cal.1041

 当時、未だ旋盤機の確立していない時代、当時の職人が手作業で、ステンの塊を抉り取り形成され、その製造工程が生み出したとてつもない重量感をむき出したにしたようなTVケースから、自然な流れを生み出した純正のブレスすべて、ステンという鋭利な輝きの中で、この”125″をアプライドに仕上げられたブラックのダイアルに命を吹き込むかのような壮絶なスピードマスターのストーリーが宿っているモデルが、クロノメーター検定を2000本すべてを通す為に、1040キャリを手作業でチューニングし、組み立てられた今回ご紹介する”Ref.378 0801″スピードマスター125CHRPNOMETERである。
この2000本限定モデルの最大のコスメティックとして特徴であるそのTVケースの平坦なヘアライン仕上げされたフロント部分に細めのハイポリッシュなベゼルを装備し、分厚いミネラルグラスから写る様相は、当然、オメガ初のオートマティッククロノグラフムーブメント”1040キャリ”の魂が宿る如き、ブラックのタキメーターベゼルをインナーに配し、そこからダイアルまで充分な奥行きをとり、当時、そのバーインデックスのトリチウムを最大限に生かした作りリとなっていることがわかり、そして3時位置にグレイカラーのエリアとブラックエリアを分け、誰でも解り易いように、24時間表示のデイ&ナイトとしてエリア表示し、ダイアルセンター位置には、クロノグラフ秒積算針と、現行スピマスモデルではデイト針として変化した飛行機針が、分積算計の役目を果し、オールドスピマスのステイタスを心ゆくまで官能できる最高の一品であることは間違いなく、なぜ、このモデルが伝説となったのか、ただ単に、キム拓モデルとしてのミーハーな部分ではない本当の意味でのスピマス史上、最高のモデルと言っても過言ではないだろうか。