クールストア販売商品

最終コンステレーション Cal.711★オメガ ★Ref.153014 クロノメーター 1974年頃 ステンレススティール

PRICE 
MODELRef.153014 コンステレーション クロノメーター
MOVEMENTCal.711 
AGE1974年頃 
MATERIALステンレススティール 
SIZE32mm(クラウン含めず)×41mm(ラグ to ラグ) 
最終コンステレーション Cal.711★オメガ ★Ref.153014 クロノメーター 1974年頃 ステンレススティールのサムネイル
最終コンステレーション Cal.711★オメガ ★Ref.153014 クロノメーター 1974年頃 ステンレススティールのサムネイル
最終コンステレーション Cal.711★オメガ ★Ref.153014 クロノメーター 1974年頃 ステンレススティールのサムネイル
最終コンステレーション Cal.711★オメガ ★Ref.153014 クロノメーター 1974年頃 ステンレススティールのサムネイル

1949年、シーマスターのクロノメーターモデルをルーツとし、すべて公式認定クロノメーターモデルとして1952年発売された”コンステレーション”、それは飽くなき精度への拘りから生まれたその歴史に築かれたそれぞれのキャリバー達の物語とも言えよう。
352キャリバーをコンステ伝説の始まりとし、354、そして1955年オメガ初、全回転自動巻、片方巻上げ、チラネジ調整としてCal.470から19石に上げたコンステメインキャリとして伝説500系キャリバーの歴史が始まり、Cal.501、その後1956年、20石に上げたカレンダー付き503、その後24石に上げた504。1960年にはチラネジが無くなり24石に上げた551へと進化し、カレンダークイックセット機能のついた561、562、そして500系の最後を飾る1965年の564となるわけだが、 華やかな500系コンステとは裏腹に影の存在としてクオーツショックの暗雲の時代をかけぬけてきたのが700系コンステであり、厳しい1970年代を生き抜き機械式を守ってきたのも700系キャリであったのは言うまでない。
薄型キャリとしてオール金無垢モデルに搭載開始された700キャリをベースとし、711,712,751と続き、752を最後とし本当の機械式コンステの歴史は幕を閉じた(1000系キャリは今回はかわいそうですが話から除きます)。
そんなコンステから今回、ご紹介する逸品は、1974年のクオーツショック到来して間もなく訪れた世界経済がどん底へと転がりゆくオイルショックの年に発売されたモデル”Ref.153014”をご紹介したい。一見、何気ないコンステモデルであり、天文台コンクール廃止に伴いバックケースにその証も消え、魅力が薄れたかのように見えるが、実はこの711キャリ搭載コンステは、金無垢モデル”REF.3510013”を覗けばこのスティールモデル”REF.153014”のみの希少なモデルであり、1975年の2年間のみの製造という本来なら市場に出回らない希少なモデルであることをご存じか?
クォーツに戦いを挑むかのように時計本来の時間を計る為にすべて無意味なものを排除したその出で立ちは、当然シンプルな2針で時計という本来の姿を表現し、その2針を引き立たせる為にシックな装いでダークグレイのキルトデザインを基調としたダイアルにし、すべてシンプルに統一させる為にアプライドバーのインデックス、針までもよりスリムにし、セクシーな装いで高級感を漂わせている。触った瞬間に感じるスクエアーのヘアライン仕上げされたスティールの冷たい感触が、よりその魅惑的漂いに拍車をかけ大人の色気さえも感じる逸品に仕上げている。
当然、そのとてつもない色気の先には、ゴールドメッキされた美しさを極めた”711キャリ”が奏でる19800振動のロービートがクオーツには無い優しい時の流れを感じさせてくれる証とし、テンプ響がいつまでもいつまでも心の奥に響いていくことこの逸品を手に取ったあなたは知ることとなろう。

【コンディション】 日差±60秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みの最高の一品のムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。ケース、ベゼル、クリスタルは、小キズ程度で目立つキズの無い最高の状態。ブレス、バックルは、伸びは感じられるが、しっかりとした腕へのフィット感の感じ、全体的にはかなり美品と言えよう。