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激激希少トリプルカレンダー&月齢★ブライトリング★ヴィーナスの刺客Cal.203

PRICE 
MODELトリプルカレンダー&ムーンフェイズ 
MOVEMENTCal.203 VENUS
AGE1940年代 
MATERIAL金張り&ステンレススティール 
SIZE34mm(クラウン含めず)×45mm(ラグ to ラグ)  

SOLD OUT

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激激希少トリプルカレンダー&月齢★ブライトリング★ヴィーナスの刺客Cal.203のサムネイル
激激希少トリプルカレンダー&月齢★ブライトリング★ヴィーナスの刺客Cal.203のサムネイル
激激希少トリプルカレンダー&月齢★ブライトリング★ヴィーナスの刺客Cal.203のサムネイル
激激希少トリプルカレンダー&月齢★ブライトリング★ヴィーナスの刺客Cal.203のサムネイル

1919年、バセロン・コンスタンタンからから始まったカレンダーという機能に対しての執着はその後、他メーカーにより数々の名機を誕生させることとなる、中でもトリプルカレンダー機能に月齢表示をつけたプチコンプリケーションは高く評価され、特にマニュファクチュールとしてモバドのセレクトグラフとしての存在”473″、レコードの”Cal.106″のダトフィックス、ユニバーサルュネーブ、マテール社の誇る”291キャリなど、1930年代から40年代当時にかけてのカレンダー機能へ拘りを見せた時計メーカーは数知れずあったであろう。その中でも量産のエボーシュキャリとしてヴィーナスが放った1955年、開発”Cal.203″搭載の一品を今回はご紹介したい。1945年に開発された180キャリをベースに208、更にデイト機能をつけた204へと移行し、1955年に完成した”203キャリ”は、独特のセンターブリッジですぐに200系とわかるほどで、ジラール・ヘルゴ、ユリスナルダンなども好んで使用したことでも知られる。デカメのチラネジながらも、モジュールを考慮し輪列をよりセンターに凝縮したその作りは当時の職人の知恵の結晶とも言えよう。

当然その結果の先に見るこの逸品の様相は、ダイアルの外周に描かれたブルーのデイト表示の目盛り、その外周を刻々と日が変わる度に動きだす赤く染めたヘッドを持ったポインターハンドもすべて経年のヤケも無く美しさを維持している。そしてこのモデルを一際輝かせてくれる”ムーンフェイズ”は、瞳、唇、眉毛、更にしわまで繊細に表現し、そこに”ニタリ”と笑うかのようなニヒルな表情は、当時の職人が、顔の表情にまで妥協を許さない職人魂を感じることができるだろう。ケースはバックケースのオープナー使用時のミス痕は感じられ、他も小キズはあるものの、年代から見ても全体的にはかなり美品の域と言えよう。この一品を落札した方は、心震える感動を覚えることは間違いない。