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1987年手巻クロノグラフ146HP ゼニス Ref.30.0140.203★Cal.146HP 18金無垢シャンパンゴールド☆ギャラ箱

PRICE 
MODELRef.30.0140.203 クロノグラフ
MOVEMENTCal.146HP 
AGE1987年 
MATERIAL18金無垢シャンパンゴールド 
SIZE37mm横径リューズ含めず/(含み39mm)×42mm両ラグ先端まで  

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1987年手巻クロノグラフ146HP ゼニス Ref.30.0140.203★Cal.146HP 18金無垢シャンパンゴールド☆ギャラ箱のサムネイル
1987年手巻クロノグラフ146HP ゼニス Ref.30.0140.203★Cal.146HP 18金無垢シャンパンゴールド☆ギャラ箱のサムネイル
1987年手巻クロノグラフ146HP ゼニス Ref.30.0140.203★Cal.146HP 18金無垢シャンパンゴールド☆ギャラ箱のサムネイル
1987年手巻クロノグラフ146HP ゼニス Ref.30.0140.203★Cal.146HP 18金無垢シャンパンゴールド☆ギャラ箱のサムネイル
1987年手巻クロノグラフ146HP ゼニス Ref.30.0140.203★Cal.146HP 18金無垢シャンパンゴールド☆ギャラ箱のサムネイル
1987年手巻クロノグラフ146HP ゼニス Ref.30.0140.203★Cal.146HP 18金無垢シャンパンゴールド☆ギャラ箱のサムネイル
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1987年手巻クロノグラフ146HP ゼニス Ref.30.0140.203★Cal.146HP 18金無垢シャンパンゴールド☆ギャラ箱のサムネイル
1987年手巻クロノグラフ146HP ゼニス Ref.30.0140.203★Cal.146HP 18金無垢シャンパンゴールド☆ギャラ箱のサムネイル

1918年、ユニバーサルがマテール社により最初のクロノグラフを発売、当然同じ”ル・ルッコル”でありながら、やっと腕時計を開発したゼニスは遅れをとっていたことを感じていたことは確かであろう。両社ともマテール社から10キロたらずの場所だけにゼニスのクロノグラフの野望は、ジャコの死後に加速したとも言えよう。1957年より始まった米ソ宇宙開発競争よりクロノグラフ搭載の腕時計の役割の重要性が高まり、1960年は、月面に人を送るケネディー大統領の声明で、20世紀最大のマーケティングとなるオフィシャル契約の獲得合戦はゼニス社としても最大のチャンスであったのであろう。翌年”マテール社を実質自社の傘下にすることでユニバーサル社に対しマテール社が製造していたコンパックスシリーズとなるクロノグラフキャリバーをゼニス社に対し製造、122,136,146,156,166キャリなどのクロノグラフ名機を生み出しゼニス社のスイスにおける確固たる地位を築いていったが、64年最終選定がロレックス、オメガ、ロンジンに決定しゼニスの月面の野望はほぼ絶たれ、月面オフィシャル契約が65年オメガに決定すると、1969年の20世紀最大のドラマとなるそのチャンスをオメガの野望に打ち勝つと共に世界初となる自動巻きクロノグラフ開発を1967年に開始、1969年に開発発表することを決意、当時、ロンジンに匹敵するほどの高級クロノグラフモデルを開発に成功していたモバド社、そしてモンディア社と1969年資本提携、モンディア=モバド=ゼニスホールディングとなり、ブライトリング、ホイヤー共同のキャリバー11に遅れはとったものの、36000振動という3019化け物エル・プリメロを開発に成功した………
しかしその開発した同年、スイス時計界、世界の時計産業において新たな幕開けとなったのは言うまでもないが、セイコーから年差という表示を武器にクオーツを開発、73年に低価格となると、世界中の人々が精度の高いクオーツに時計の価値を求めていった。
当然、時計業界は一変し世界大恐慌も加わり、ほぼ壊滅状態となった。その後1978年、ゼニスはスイスのディクシーグルーブに買収されると、経営陣からすべての機械式時計の製造停止を余儀なくされ、機械式が世に再び見直さられるようになるまでには6年の歳月がかかり、1984年機械式が世に出ることとなった。
そして今回ご紹介するは、機械式の製造を再開することととなった1987年に発売された希少すぎる”キャリバー146HP”搭載の手巻きクロノグラフ。幻と言っても過言ではないの一品をご紹介しよう。
当然、当時エベル社のサポートのもと、自動巻クロノグラフ”エル・プリメロ”の生産が開始されることもあり、手巻き式クロノグラフの生産は非常に少なく、機械式が再開された1980年代当時の手巻きクロノグラフの個体を探すことは不可能に近いと言われるほどの希少な一品、当然伝達方式は”8枚刃のピラー式”、リセットハンマーのブレを無くす為に新たにストッパーを装備し0ポジションの飛びを最大に軽減している高級仕上げとなる。後期だけに派生ナンバーPのように平ヒゲゼンマイとなる。当社で調整、注油も施したが、日差もほぼ10秒以内でクロノグラフも完全稼働、当然0ポジション戻りも最高の状態。
それだけでもすごすぎる個体であるが、特に今回驚きなのは、当時の純正箱、ギャランティーカードが付属、当時のギャランティーには”ZENITH MOVADO LE LOCLE S.A”となっており、当時の時代を伺わせる。更に状態も一見、18金無垢の贅沢なケース、竜頭、風防も含め当時のままの各パーツの状態は未使用かと思うほどの完璧に近い状態で、磨きはしてあるものの極上と言っても過言ではない。

絶対的に出会うことの出来ない存在であり、この一品が手巻きクロノグラフ最後の語り手となることには間違いない…