クールストア販売商品

ヨットレースへの想★ホイヤー レガッタ Ref.134-601★ブラックスティール Cal.LEMANIA 1345

PRICE 
MODELRef.134-601 レガッタ ブラックスティール ボルケーノケース 
MOVEMENTCal.LEMANIA 1345 
AGE1976年 
MATERIALブラックスティール/ステンレススティール 
SIZE34mm/横径リューズ含めず×40mm/両ラグ先端まで 

SOLD OUT

申し訳ございません。こちらの商品は現在売り切れです。
同モデルあるいは近いモデルをお探しすることが可能な場合もございますので、
お気軽にお問い合わせください。

ヨットレースへの想★ホイヤー レガッタ Ref.134-601★ブラックスティール Cal.LEMANIA 1345のサムネイル
ヨットレースへの想★ホイヤー レガッタ Ref.134-601★ブラックスティール Cal.LEMANIA 1345のサムネイル
ヨットレースへの想★ホイヤー レガッタ Ref.134-601★ブラックスティール Cal.LEMANIA 1345のサムネイル
ヨットレースへの想★ホイヤー レガッタ Ref.134-601★ブラックスティール Cal.LEMANIA 1345のサムネイル

大いなる海原にその大きな帆を立て、自然に流れる風を体全体で感じ取る…5分前のスタート予告信号と同時に緊迫する瞬間が辺り一面に広がる。その瞬間、腕に嵌めたタイムピースにその思いを託し、2時位置のプッシャーを強く押す。いつもよりも力強く感じるその感触は、5つのサークル状のカウンターを右から左へ次々と青から赤へと変化させていく、2つ目、3つ目、4つ目と….その間、海の男達は、優位なるスタートポジションからスタートラインを通過する為にざわめき、時にそれは罵声となり大きな波と同様にすさまじい気迫となりヨットレースを左右する5分後のその時がやってくる…..そして腕にそのすべてオレンジに変わる瞬間のそのセンターに映るオレンジのクロノ秒針が12時位置を指した瞬間、既にレースは勝敗を決めていた…….

HEUER REGATTA…ホイヤー レガッタ

1962年にダイバー時計だけに拘りを持ったスイス時計メーカー”AQUASTAR/アクアスター”が誕生した。1957年に設定された国際地球観測年、通称”IGY”によりタイムピースという世界に新たな息吹を吹かせたように、ベントス500という名機を武器に500mの防水領域を挑んだ。その3年後、ヨットレースのそのスターティングポジションを決める5分前のスタート予告に重要性を感じ、” Felsa/フェルサCal.4000N”をベースとし独自のモディファイリングでクロノグラフを5つのカウンタ―で表しひとつひつのカウンターの色が変わることで1分、2分と計5分の計測を実現、着実にその時を表示させる機構を開発、1965年には特許ナンバー385114、1965年2月26日認可された。名機”REGATE”がここで誕生した。同年、ホイヤーはそのアクアスターと契約し共同販売として、AQUASTARにHEUERのネームを一つのダイアルに表示させるダブルネームとしてRef.400Nとして発売されることとなった。しかしホイヤーのそのREGGATEに対する思いは、年を経つことて増幅し、1976年、Lemania 1345を導入することで、それを現実の姿となり、そこにはTEをTTAに変えた”REGATTA”として舞い戻ってきた。
今回ご紹介する” Ref.134.1601″、レガッタの中でも、かなり希少とされるスケールのついた逆回転防止となる回転ベゼル、そしてブラックスチールのボディーに同色のブラックのマットダイアル、すべてモノトーンの装いで見た者にどこか男臭い一面も感じさせ、そのブラックのダイアル内をブルーからオレンジ、そしてブラックに変化し戻っていくその装いは、どこかノスタルジックな深い味わいも感じさせる。
普段は秒針としての機能を果たしているオレンジの秒針は、2時位置のクロノグラフプッシャーを押した瞬間、その働きをクロノグラフの秒積算計と変え、12時位置を0ポジションとした起動に戻る、同時、ブラック一色であったダイアルにはブルーに染まったカウンターが5つ発動し始める。そしてその秒積算計として変えたオレンジ針が動き出し、1分を経過するごとにのクロノグラフカウンターが左からブルーからオレンジに変わっていく5分後すべてオレンジへと変わった瞬間、その役目を終えるかのようにそのカウンターは左から1分置きにブラックへと戻っていく。それを見続け、オレンジ針がその役目を秒針ヘと戻っていく様に、それがヨットレースのスターティング予告タイム5分前のみにその役割を完璧に果たすことに拘ったプロのアクアモデルであることに気付くであろう。当然、ムーブメントは、その15mmというケースの厚さを物語るように秒カナと連動するクラッチング部分との2層の部分にローターを取り付けた分厚い要塞のような様相を備えた先にはLEMNIA1345の文字が深く刻まれる。そしてクロノプッシャーを押しオペレーティングレバーからカムを通じ、リセットアームが動く出す瞬間、クロノグラフカウンターがシャターが切り替わるような爽快な音をたて何もなかったように時計としての普段の顔に戻っていく。5分という拘りにここまでやるのかという驚きと、その現実を目のアタリにした瞬間の喜びは、この逸品を手に取った者でした味わえないことを皆様にお伝えしたい。