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伝説1968年モデル ★ホイヤー オウタビア GMTクロノグラフ★Cal.724 ブラックターニングベゼル

PRICE 
MODELオウタビア GMTクロノグラフ ブラックターニングベゼル 
MOVEMENTCal.724 
AGE1968年 
MATERIALステンレススティール 
SIZE40mm(クラウン含めず)×49mm(ラグ to ラグ) 

SOLD OUT

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伝説1968年モデル ★ホイヤー オウタビア GMTクロノグラフ★Cal.724 ブラックターニングベゼルのサムネイル
伝説1968年モデル ★ホイヤー オウタビア GMTクロノグラフ★Cal.724 ブラックターニングベゼルのサムネイル
伝説1968年モデル ★ホイヤー オウタビア GMTクロノグラフ★Cal.724 ブラックターニングベゼルのサムネイル
伝説1968年モデル ★ホイヤー オウタビア GMTクロノグラフ★Cal.724 ブラックターニングベゼルのサムネイル

1958年4月12日、ソ連ホストーク一号が人類初の宇宙飛行を実現し完全に差をつけられたアメリカは当時の大統領”ジョンFケネディー”が『この10年以内に人間を軌道に送り、宇宙におけるその能力と対応を調査し、安全に地球へ帰す』と宣言し、世界規模となるマーキュリー計画が1961年に始まり、当然、その宣言によりアメリカ時計産業もオフィシャル契約の為に全デランドが動きだし、アメリカン法でまもられていたアメリカンブランドは余裕の体制でいたのかもしれない。現実的に未だマーキュリー計画では各宇宙飛行士が自分で選択できたこともあり、スイス勢もオフィシャル契約への追撃としてオメガは”ウオーター・シラー”、ゴードンクーパーらにセカンドスピードマスター”CK2998ふを、ブライトリングはスコット・カーペンターへ”コスモノートRef.809″をとその争いは水面下で熱いヒートを魅せていた。当然、ロレックスもそのマーケティング力により1964年ついにNASAフライトクルー・オペレーション部の”ドナルド・K・スレイトン”を中心にオフィシャルウオッチとして選定された時計メーカーに見積もりを依頼することとなった。その中には、アメリカン法により”エルジン、ベンラス、ハミルトン、ミドー、そして最後までアメリカン法を盾にし契約を獲得しようとしたブローバ、そしてスイス勢からはルシャン・ピカール、オメガ、ロンジン、そしてロレックスの名もそこに挙がった。その翌年、各メーカーのNASAが課した過酷な条件の環境テストが行われた。そして1965年、NASAがオメガに決定することで幕を閉じたが、それは他スイス時計ブランド勢の新たなる戦いの幕開けでしかなかった。1967年、オメガは量産体制に向け、新たな一歩を踏みはじめ、それまでのCal.321から量産向けキャリ”861″をレマニアと共に開発、1968年のバーゼルで宇宙を制覇したオメガの矛先は、ブライトリング、ロンジンなどの老舗ナビエーションブランドを越えたことで空の世界を制覇する野望に向け一歩前進することとなる。1968年フライトマスターを発表、24時間ダイアルとブルーの独立GMT針をも装備したモデルを発表した。当然、ロレックスもその名の如し、コスモグラフ”デイトナ”で対抗、ブライトリングは世界初自動巻クロノグラフ”Cal.11″開発によりそれを阻止することとなる。その中、レーシング界を独占していたホイヤーもそのナビエーションの波に乗り、同年、1933年に12時間タイマー付きレース用ダッシュボードストップウオッチで名を馳せたモデルをここに投入した…..

HEUER AUTAVIA GMT Ref.2446C Cal.724

完全にオメガを意識したこのモデル発表に、当時、世界はこの戦いの幕開けに新たなスイス時計の世界を期待していたのかもしれない。当然、その様相は、オウタビア独特のダッシュボードカラーであるブラックフェイスにマット感のあるイン溝のクロノグラフダイアルを添え、そこに堂々たる風格で、GMT針をレッドに染めた。当然そのGMT針に合わせ第二時間帯を極めるための24時間表示のベゼルをデイ&ナイトで赤と青に分け、この逸品の真実の価値を証することとなった。そのリテイルに秘められた思いは太目のバーにトリチウムを塗布することでかなりの視認性を確保、シンプルな顔だちにメカニカルな様相でナビエーションの世界をホイヤーなりに、いや”オウタヴィア”なりに表現したと言えよう。そしてそのバルジュー72に24時間で一回転する凛冽を増やしGMT機能を搭載した”Cal.724″を搭載、最高の主役を添え、ナビエーションという空に賭ける戦いは、1969年、月面に人が踏み入れたことで、更に加速し、世界はクロノグラフという世界に翻弄していくこととなった。しかし、それは後にくるクオーツショックとオイルショックの度重なる経済的打撃ですべてが無となってしまう結末となる。そんな言い換えれば、夢と希望に向った今世紀最大の立役者となるべくはずであり、ホイヤーの真実のストーリーの扉のカギを握っているモデルであると言えよう今回の一品、当然、機械式時計の衰退により、生産数も少なく、市場ではまずお目にかかれない逸品となってしまったことも皆様にお伝えしておこう。


【コンディション】 日差±60秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みのムーブメント3ヶ月保証。クロノグラフ完全稼動。0ポジション戻り0K。ダイアルは、ビンテージの匂いがプンプンする完全オリジナル体。ベゼルは、小キズ、ケースとも小キズがございますが、全体的ににはかなり綺麗であると感じます。