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幻…アラビックバー24h★ロレックス バブルバック★Ref.2940/Cal.620NA

PRICE 
MODELRef.2940 バブルバック アラビックバー24h
MOVEMENTCal.620NA 手巻き
AGE1945年 
MATERIALステンレススティール 
SIZE31mm(クラウンチューブ含めず)×39mm(ラグ to ラグ)  

SOLD OUT

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幻…アラビックバー24h★ロレックス バブルバック★Ref.2940/Cal.620NAのサムネイル
幻…アラビックバー24h★ロレックス バブルバック★Ref.2940/Cal.620NAのサムネイル
幻…アラビックバー24h★ロレックス バブルバック★Ref.2940/Cal.620NAのサムネイル
幻…アラビックバー24h★ロレックス バブルバック★Ref.2940/Cal.620NAのサムネイル

1932年1月14日に”パーペチュアル”としてスイス特許庁に申請し、1933年5月16日に特許番号”160492″特許許可を受け、バブルバックが生まれた。それは世界初という事実の裏に隠されたクレームとの戦いの上に勝ち取ったスポーツウオッチでは誰もが認めるスイス時計産業の王者の道のりの始まりであったのも事実である。特に当初ローターの故障が相次ぎクレームとなり、その押し寄せる顧客のクレームに対応しきれないロレックス内での技術者陣営、急遽集められた職人達からは経験の無い自動巻きにて対して不満が相次ぐという波乱な幕開けとなった。しかしロレックス ビエンヌ社(旧エグラー社)、ジュネーブ社の連携の中で、クレームを逆に武器とし、ローター部分に2つの歯車とリングを装備する(特許ナンバー170938)など、技術開発に伴う特許を取得し、それはロレックスの原点とも言える初めてローターに45度という角度をつけた”620NAキャリ”へと発展していった。それは自動巻きでのクロノメーター検定合格へのプロセスとなり、その後60度にローター傾斜を変え、秒カナ車をつけ自動巻として初めてセンターセコンド仕様となり、初めてクロノメーター公式認定品を受けたモデルとして世界にその名を轟かせた。そのローターには、”AUTO ROTER CHRONOMETER”の文字が深く刻まれ、公式クロノメーターナンバー”D”がここで初めて登場することとなったのは言うまでも無い。

そして今回ご紹介させて頂くのは、バブルバックの黄金時代の1945年頃から1950年頃ま4代目から6代目の移り変わりを見据えてきたスティールモデルの定番とも言うべく”Ref.2940”の希少な4代目の620ファーストキャリ搭載の一品をご紹介したい。それも今回の一品はただものではない。見て一目でこの逸品が特別な存在と気付くダイアルは、幻とまで言われる”アラビックバー&オブザーバトリーイン24時間ダイアル”。3,6,9時位置にバー以外を太めのアラビックナンバーにし、そして12時位置にトライアングルポイントを置く。すべて夜光のカレが飛び火もせず、綺麗に化石のように固まり、最高の経年のカレがおりなすバブルオーラを放ち、しかもそのセンター部分には、当時キュー天文台を意識したオブザーバトリーの12時間から24時間までの表示をインダイアルとして表現した希少すぎるダイアル。当然、当時の完全なオリジナルであることは言うまでも無い。ベンツハンドのブルースティールのフレームは完全、オリジナルであるが、夜光の部分は、オールドリダン。

そして見てすぐに“Ref.2940”とわかるほどの特徴であるかなり深めの”おちょこ”にも似たバブルバックケースはクロノメーター時代特有のキュー天文台コンクールが盛んな時代を表すキュー天文台で31個の賞を受賞した証を刻んだ” “31VICTIRES”、当然この1943年製造のシリアルはバックケースに刻まれている。ちなみにこの年代でシリアルがラグ部分にある場合はガチャか偽物(ガチャの場合、特に”2940”は特徴があるねじ込みの為、アフターのバックケースの場合ねじ込みが最後まで閉め込めないので注意。ケースの偽物の場合は1980年以降に作られたものも多く、インサイドの刻印はすべて同じであるからプロでも判りにくいが、1950年代までのクロムが多く含有されどんよりとしたスティールケースと違い鮮やかなシルバーであり並べると一目瞭然に判るので気をつけよう。)そしてローターは60度、刻印は、この一品がクロノメーター検定が自社で行われることが許されていたことを示す”D”が無いクロノメーターナンバーが刻まれている。そしてリューズは、当時人気が無く1945,46年の2年間のみの製造となった希少な”ROLEX OYSTER”表示のオリジナルクラウン。

製造されてから67年の月日が経ったロッレクスの歴史の語り手としてここに存在する最高の逸品、ロマン溢れる昭和の創設期を語りながら、その時代とともに一緒に駆け抜けてきた今回の一品、是非ともこの一品に相応しい価格をつけて頂きたいと願う逸品です。

【コンディション】
日差±60秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みの最高の一品。ムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。ケースは、全体的に小キズがございます。ベンツ針は、後年にリダンされているがフレームは当時のもので当然美しいサビつきが見られます。ダイアルは奇跡と言っても過言ではない完全オリジナルの最高のビンテージコンディション。