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伝説サンダーバード ファーストモデル★ロレックス デイトジャスト★Ref.6609/Cal.1066

PRICE 
MODELRef.6609 デイトジャスト サンダーバード ファーストモデル 
MOVEMENTCal.1066 /CHRONOMETER №DN901255  
AGE1959年 
MATERIAL14金無垢ホワイトゴールド 
SIZE35mm(クラウン含めず)×44mm(ラグ to ラグ)  

SOLD OUT

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伝説サンダーバード ファーストモデル★ロレックス デイトジャスト★Ref.6609/Cal.1066のサムネイル
伝説サンダーバード ファーストモデル★ロレックス デイトジャスト★Ref.6609/Cal.1066のサムネイル
伝説サンダーバード ファーストモデル★ロレックス デイトジャスト★Ref.6609/Cal.1066のサムネイル
伝説サンダーバード ファーストモデル★ロレックス デイトジャスト★Ref.6609/Cal.1066のサムネイル

1945年、ロッレクス創業者”ハンスウイルスドルフ”が、バーゼルでの新作発表を控え、わざわざ創業40周年のパーティーの席で新作モデル発表した。デイトジャスト/ファーストモデル”Ref.4467”、620キャリにデイトホイールをつけ、緩急針は、スワンネック仕様、スーパーバランステンプを使用し、6姿勢差調整を施しデイト機能をつけたスーパーキャリバー”Cal.A285”を開発し、世界で初めてカウター式のデイト表示、更にパーペチュアルということも有り世界がそのモデルに感銘した。それは亡き妻とのハンスウィルスドルフ基金の創設、及びデイド付きパーペチュアル開発という最後の果てしなき夢とロマンの二人の約束であったことは間違いない。その後、ハンスは念願のデイト機能に続き、いや同時に実用時計となる為のプロセスを特許という形で拘り、ベゼルに関しても様々な特許をとっていった。当時ロンジンがベゼルを回転させる為の技術革新をいち早く開発していることにハンスも必要性を感じ、1953年初の回転ベゼルモデル”Ref.6202/ターノグラフ”誕生のなんと15年前の1938年、回転式のベゼルの特許(No.336019)を出願している。その後、数々の回転に対しての特許を出願しているが、この336019のベゼルの内周にリングを噛ませるという”6202”、”6542”、”6204”などの回転ベゼルの基礎ともなった。そしてそれはあるモデルの発表に伴いハンス・ウィルスドルフ自ら特許を出願した1938年からの長いベゼルとの戦いに決着をつけたと言えよう。
リファレンスナンバー”Ref.6609”通称……

『thunderbird』…….サンダーバード

1953年5月25日アリゾナ空軍基地で産声を上げた世界最高アクロバットチーム”サンダーバード。当時”ドン・フェリス大佐の引退記念モデルとして特別発注されたと言われるがそれは日本の誇張過ぎたストーリーであるが、正式には1960年にはその自信に満ち溢れたサンダーバードの鷲のエンブレムをダイアルに描き、その”thunderbird”の文字がダイアルに無いにしろ初めてロレックスがサンダーバードという言葉を使い宣伝したことによりここで初めてサンダーバードという言葉を世界が知ることとなった。それは18金無垢がベースとなり当時18金無垢フルブレスで”$1000”、ストラップ仕様が”$550”、ステンモデルが”$210”で販売された。当時の円レートが$1=380円であるから日本円で380000円、現在の相場に直すと約200万円といったところであろう。到底当時の日本人では手が出なかったであろう。そして搭載されたキャリバーはGMT-MASTER”6542”でもご存じ1959年モデルから採用された世界初両方向巻き上げ”Cal.1030”のデイト仕様”Cal.1066”(ほとんどが1030で1066は非常に珍しい)を搭載した。そしてその後も回転ベゼルに対しては製品化されなかったツインローティングベゼルなど様々な特許を取得し1990年逆回転防止機能の特許がとられるまで長きに渡りこの機能がロレックスをささえていった。それは間違いなくロレックス創業者”ハンス・ウイルス・ドルフ”最後の申し子であったのは間違いない事実である。

そして今回ご紹介させて頂くのは前置きどおり、サンダーバード伝説ファーストモデル”Ref.6609”をご紹介したい。デイトジャスト5代目”Ref.6605”と同期に発表され、世界中のパイロット達を、そして飛行機マニア達を唸らせたほどのそのファーストの威厳と風格をもったそのとてつもない存在感…10分刻みに配置されたアラビアンナンバー、その間にはバーインデックス、そして12時位置にアローポイントを立体的に表現したロレックスの初の試みは、見るだけでなく、触った瞬間のごつごつした男らしさを触感で感じるというこの贅沢な味わい…その間には50年経ったと言えども繊細にストレートラインが描かれ、無意識にその太目のターンベゼルを手で回した瞬間、心の中で何かが変わる….。当時、パイロット達の燃料の残量時間の為に開発されたターンベゼルのプロセスの如く、飛行にかける男たちのロマンが聞こえ、そして夢を捨てきれなかった純なそして素直に生きた男たちの真実の姿を思い浮かばせる。それは現代の中で、我々が忘れてはいけない大切なメッセージなのかもしれない。ダイアルは経年のヤケが全体に広がり、バーインデックスのドドットトリチウムがヤケからカレた状態で化石のように固まり、当時の時を連想させる。完全当時のオリジナルコンディション、ベゼルの痛みの全くなく、ベゼルスプリングの状態も快調。そしてサンダーバードの中で、このRef.6609でしか味わえないこんもりとしたバックケースの温かみを感じ、オープナーによるエッジのキズも無く、ケースのヤセは当然感じられるが、伝説と言われたこのファーストモデルの18金無垢ホワイトゴールドのターンベゼルを納得いくまで感応し、”Cal.1066”のバタフライローターから流れ、デカメのチラねじへと繋がる熱き18000振動の奏でとともにあなたの蘇る熱い鼓動を果てしない忘れかけたロマンとともに、もう一度滾らせてみてはいかがでしょうか。


【コンディション】

日差±60秒、完全OH済みの最高の一品で、ムーブメント6ヶ月保証お付けいたします。ブレス、風防以外はすべて当時のままのコンディション。当然ヤセは感じるもののこの逸品の存在事態が感動であり。