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幻1942年★ロレックス リセットクロノグラフ ファーストモデル★Ref.2508/Cal.13

PRICE 
MODELRef.2508 クロノグラフ リセットボタン ファーストモデル 36mmビッグクロノ
MOVEMENTCal.13(バルジュ22ベース) 
AGE1942年 
MATERIALステンレススティール 
SIZE横径36mm(リュウズ含まず/含み38.6mm)×縦径43mm(両サイドのラグ先端まで)×厚さ12.3mm 

SOLD OUT

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幻1942年★ロレックス リセットクロノグラフ ファーストモデル★Ref.2508/Cal.13のサムネイル
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幻1942年★ロレックス リセットクロノグラフ ファーストモデル★Ref.2508/Cal.13のサムネイル
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幻1942年★ロレックス リセットクロノグラフ ファーストモデル★Ref.2508/Cal.13のサムネイル

 スイス、ジュネーブ中心街から丁度パテックフィリップミュージアムのほうを通るように郊外に向かい高速道路に乗り20分ほど車で走るとプラン・レ・ウアットに着く。ご存じスイス時計ブランドの聖地であり、パテック、ヴァシュロン、ピアジェ、ハリーウイストンなど数々の工場が立ち並ぶ、中でも、パテックフィリップとロレックスは別格である。ビエンヌのロレックス工場もすごいが、ここロレックスの全面ブラックの建物は一際大きく一番目立ちほぼ中心に位置する。当然、”ハンス・ウイルスドルフ基金”(デイトジャスト誕生の翌年設立)という財団法人である為、営利的なものは当然あるもののスイスでは様々な寄付金活動を掲げ、やはりジュネーブでもナンバーワンブランドであるのは確かだ。当然、日本では真偽鑑定の機関が正式になく、鑑定が難しいロレックスでもここジュネーブでは、ロレックス レセプションセンターもあり、クリスティーズ、アンティコルムの本社と直ぐにその真偽を確かめることが出来る。当然、当社もクライアントからの真偽鑑定の正式な依頼に当社だけの判断だけで無くスイスに直接持ち込み真偽をあおぎ妥協の許さないようにするが、ここ20年の間に信じられないバリューアップを起こしたロレックスは偽物が非常に多い。特に日本では鑑定協会も無く、真偽性はそれぞれの時計ショップのオーナーの判断であるから偽物、ガチャものも非常に多い。特にビンテージモデルとしてのデイトナ伝説はポールニューマンを筆頭に日本でのガチャモノの流通が多いのを感じる。ただ今までの経験の中で本物に共通するところは、本物は感動させる。人の心を打つほどの最高の漂いが感じさせるのである。特に古くなればなるほど、その漂いは増し、最高のストーリーを必ず持っている。それがオリジンとしての意味あいであればなおさらである。そんな経験の中で今回、先々週の6239ポールニューマンに継ぎ、ヤフーオークションではまずお目見え出来ない商品をご紹介したい。

Ref.2805…ロレックス クロノグラフ

通称…..”ビッグクロノ”。
1930年頃からロレックスもいち早くクロノグラフモデルを発表している。Ref.2022、2023のリュウズと同セットされたワンプッシュクロノグラフを先駆けに、1933年には2時位置にクロノグラフのプッシュボタンを装備したRef.2507などオリジンとしてのクロノグラフモデルは伝説を創ってきた。そして1937年には4時位置のリセットボタンを初めて装備したRef.2508が発表される。それはビッグキャリとして名高いCal.22を搭載することでケースは35mmを超える当時では考えられないケースの大きさとなる。これは戦争に空戦が加えられ、ストップウオッチの時計であるクロノグラフが軍用として使用されるようになり、35mmオーバーケースを各国が基準にし、リセットボタンが標準装備としたことからではないだろうかと考える。特に今回の一品は1000ベースとしたタキメーターを外周に、すぐ内側にテレメーターとなる通常のタイプではなく、エキゾチックダイアルと呼ばれるダイアルのセンター位置にテレメーターを渦巻のようにプリントされた初期の希少性の高いダイアル。クロノグラフのプッシャーも後期の箱型のものではなくシャープな楕円形のビーンズプッシャーで独特の世界観を感じさせてくれる。当然1940年初期となるようにバックケースの刻印はロレックスのエンブレムではなく、BREVETの刻印に天文台コンクールで31個の最高賞を獲得した証が刻まれる最高のストーリーがそこにはある。
そんな今回の一品、爽快なクロノグラフの操作感を感じるバルジュー22の特徴であるデカメのオペレーティングレバー、そして9個の上段ピラーとクラッチングレバーと絡む凹みの深い下段ピラーは2508の最大の特徴でもあり、クロノグラフとしての最高価値を見出していると言っても過言ではない。そして価値を上げるダイアルのオリジナル性としては、字体の繊細で線先の力強さ、消えかかっている部分もあるが、タキ、テレメーターの等一としたスケールを見ても完全なオリジナル、ロレックスのエンブレムのプリントがやや傾いている感があるが、特にこの年代は多々そのようなことも存在することもあり、それ以外の完璧なまでの字体を踏まえ100%オリジナルとして判断、最高な一品としてあなたの一生のパートナーとして迎え入れて頂きたい一品です。