幻UAEアラブ首長国連邦モデル真実秘話★ロレックス サブマリーナ Ref.5512★1970年・Cal.1560☆ロレックスギャラ.純正箱付属

ダイアル下部に太くハードエナメルでエンボス印された”Qurayash Hawk/クライシュホーク” に白バナーに”UAE(United Arab Emirates)”をエンボスレターしたアラブ首長国連防の国章を描いた通称”UAEモデル”。その名の通り預言者ムハメド(イスラム教開祖)でモハメッドとも言われ、彼の属していたクライシュ族を意味する金の鷹を描いた聖章である。

このモデルはアラブ首長国連邦のあるロレックスの代理店の特別モデルとして販売するものと、又、代理店を通さずに直接ダイレクトにオーダー発注された個体もあり、非常に真偽を求めるのは困難である代理店売買の場合には、販売当時のギャラなどが存在すれば安心だが、そのギャラ自体が偽者の場合もあり、又、特別オーダー品であれば、コメックスオーダーやブリティッシュ軍用オーダーなどのように発注した側が受け取った時の明細書やインボイスなどが存在すれば、それが真実の証になるが、実はそのインボイスも偽物であったりする場合があるので、オマーン紋章や今回のUAE紋章に関しては実際真実は闇と化し、世界の名立たるオークション会社がそれらの希少なモデルにストーリーをつけ本物のプロセスを作ったことで、あたかもそれが真実化してしまったことで、“世界三大オークションの商品＝本物“という構図で間違った真実も中には生まれてしまった。ただ最近ではインスタグラマー”Jose Perezcope”氏が世界最大オークションの偽物に関しての暴露ストーリーを掲載し話題になっており破門が広がっている。当社がロレックス　ジュネーブと直接関わりをもっていた時、オークション会社を信用するなと言われたことを思い出す。要するに真偽の不安を感じたら、ロレックスに真偽依頼（コンプリートサービスを前提に）を出すことが大切である。何故オークション会社がロレックス本社に依頼しないのか、そこにも真実が隠されている。日本の方であれば、ご自身でロレックスに持ち込むか、50－100年前の古いモデルで日本ロレックスが対応不可のものであれば、当社が変わりにロレックス　ジュネーブに持ち込み、真偽からコンプリートサービスまで代行で対応して頂くので気軽にご相談下さい。

そんな今回の一品、シリアルナンバーが裏蓋のセンター位置に綺麗に水平に存在、ナンバーの刻印自体のムレもなく、又、クライッシュホーク紋章自体も水性仕上げのような薄みできはなく、ハードエナメル仕上げとした厚手となっており、完全に本物としての証を感じるが、それだけでは真実にたどりつけない。201６年の購入前にイタリアロレックスにて持ち込んでコンプリートサービスを依頼、文字盤を交換無しで完了した後に当社で購入したので間違いない。とここまでであるが、真実はまだまだ先にある気がしてならない。