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EDWARD WORNING EUSTANCE ”EWE” 偉大なるブリティッシケースメーカーの謎…ロンジンの

1925年にブリティッシュパテントとして、ネジ込み式のバックケースに、独立したネジ込み式のベゼルをネジ込み式のリューズチューブのついたミドルケースをインナーケースにはめ込まれたムーブメントをバックケース、ベゼルで上下から全てネジ込みでケースを強く閉めることで、完全防水として与えられた特許ナンバー120848から続く120851。世界初としたストーリーいち早く世界に発信したことで、マーケティングの勝ち組となった。それによりロレックスというブランドはマーケティングにより世界に君臨していったことは皆の存ずることであるが、当然それ以前の1919年にもほぼ同じ構造を持ったチャールズ・レオン出願の118249や、当時のイギリスではスイス同様に腕時計のケースに関してパテント争いが盛んであったことで、出願した認可が下りなかったパテントも数多く存在する。その中でブリティッシュケースとしてロレックスのオイスターに並ぶケースメーカーが存在する。メーカーコード”EBE” Edward Worning Eustance、ブリティッシュでのパテント申請のみであることで、世界に存続しうることができなかったのか、エドワードワーニング・ユースタンスの製造するケースにパテントナンバーは存在しない。今回のケースにようの刻印のように”APPD”はパテント申請中であるこを示し、その申請中はブリティッシュ市場において、そのパテント一切他メーカー使用することは出来ない。そのようにこの全く同型のケースはYEOMAN/イオマンやロンジン、シーマなどが全く同じケースを利用している。今回のロンジンも同じく、ブリティッシュ市場を見据えてロンジンがロンドン港を1945年にインポートされた個体。このエドワードは1930年頃から1960年頃までの間、市場にお目見えするが、それ以降、世界市場から完全に消えてしまった謎多きケースメーカーである。しかしそのクオリティーシリンダー型のミドルケースにフレキシブルの稼働式ラグが採用され、そのパテント通り、スクリュー式のバックケースに、ミドルとベゼルが一体となり、機械は風防を外し、取り出すしくみで、その構造をバックケースの内側にしっかりと刻んでいる。特に今回のケースは9金無垢のシャンパンゴールドが品のある漂いをみせる。機械は12.68キャリ、18000振動のとしてロンジンのメインキャリを1950年代から1950年代に活躍し、真鍮を細かく砕いて吹き付け塗装していくギルトフィニッシュ加工で錆に強く、2,3,4番、カンギまで受石をゴールドシャトン留めで受石のズレなどの問題を無くし耐久性を高た最高の機械である。