
1928年に開発されたイオン・アト式の時計本体に丸型のベアリングを設け、機械とケースのアームを上下されることで、ゼンマイを巻き上げた自動巻き以外は、1915年にジョンハーウッドから始まった腕時計の自動巻きとしたバンパーのようにローターの両サイドにバネをとりつけ、そのバネの反動でゼンマイを巻き付けることが、各メーカーの主流となっていった。そのことにより、半回転するローターを一方向に整流さけることで、巻き上げを可能としたが、各メーカーで両方向から巻き上げることを可能とすることで、ゼンマイの巻き上げ効率を上げることを主軸に自動巻きはその後、開発されていく。その中で、両行巻き上げとした自動巻きすが、1947年にフェルサからCal.1560が開発され、1950年ロレックス ビエンヌ社から1030が発表、そしてマニュファクチュールとしたルクルト社が1951年、キャリバー493が誕生した。マニュファクチュールの意地としたこの機械の他との違いは何と言っても20mmというそのスモールサイズである、当然、サイズアップを求められた自動巻きで当時、このサイズでの開発は時計業界を震撼させたことは言うまでもない。当然エボーシュの存在としての役割りを備え、その後の自動巻きの本流ともなっていく。その493を搭載したこの一品、18金無垢の存在感まるだしの35mmオーバーケースに、絶対的オーラとして象徴するクールドパリの造形を描いたベゼルに、そのベゼルと同化するようにストレートに伸びるコンベックスなラグの造形はまさにアートそのものである。当然そのプロセスは裏蓋に刻まれた”D&A”の魂そのものと言えよう。
D&A…




