
一見でその迫力ある存在感と高貴な装いが二つ同時に視界へと飛び込んでくる様相は18金無垢というディスクケースからオーラの雄叫びとして聞こえてくるようである。当然、その感じる先には内部の鼓動さえも違っていた。
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その派生ナンバーとして与えられた3Bという存在価値。緩急針自体を動かさずに扇円状のネジを回すことで、極限までの微調整を可能とした。与えられたキャリバーは466。時をして1938年ルクルト408キャリが誕生し、1939年、ルクルトがヴァシュロンコンスタンタンに対し決して共有ムーブメントを供給しないというプロセス中で、203キャリはヴァシュロン専用キャリとして誕生した。そして1942年、ジュネーブシールへの先駆けとなっていく伝説キャリバーが誕生していく。スモセコ仕様キャリバー458。そしてセンターセコンド仕様466キャリバーである。当然ノーマルな緩急針である1B,2Bには決してないその緩急の美学的存在感。当然、コートドジュネーブ仕上げに全てのパーツに面取りを施したアングラージュは芸術の域と言っても過言ではない。特に今回の一品は203系キャリは20.34mmという直径であるがゆえに、31mm前後のラウンドモデルや、角型モデルに搭載されたが、この一品のケースは35mmオーバー。存在感まるだしである。そしてそのディスクケースはラグが裏側に隠れるフーデッド仕上げとなり、ブラックの文字盤はラッカー系の光沢のあるグロスブラックのギョーシエ仕上げ、更に竜頭は翡翠の中でも高級とされるエレラルドグリーンの色合いが竜頭から溢れるオーラさえも感じるほどである。1800話振動、17石、温度差調整済み、耐震無し、USインポート仕様マニュファクチャーコードVXN。最高の一品である。




