
1942年CARL FRIENDRICH MEYER/フリードリヒ・マイヤーにより、ロレックスとは違う自動巻きシステムが開発され、1947年に、それまで主流であった片方からの巻き上げの自動巻きシステムを両方向から巻き上げることを可能としたバイ-ディレクショナル自動巻きを開発し特許を取得した。ロレックスの両方向巻き上げ1030が1950年であることで、実質的に世界で初めて開発したこととなる。そしてその後、その機械に与えられた名が伝説”Bidynator/ビ(バイ)ディネーター”である 1918年に創立された時計の機械製造会社として誕生したフェルサ。その歴史も偉大なるマイヤーにより世界にその名を馳せたと言ってもん過言ではない。フェルサはア・シールド社の一角としてエボーシュSAの主力自動巻きの基礎を作ってきたことは言うまでもない。そんなストーリーの中でご紹介する1品は、その中でも1950年頃から製造され、1560シリーズのベースともなったキャリバー1560搭載のブライトリングの希少な逸品。そのビディネーター独特のローターを外す場所の矢印までも刻まれたように、L字型に留められたクリック部位は44時間というパワーリザーブを誇る威厳を感じることが出来よう。その伝説たる機械のオーラを包みこむように、手にしたただけでその総重量48グラムの重量感を感じる35mの18金無垢ケースは12時間のスケールを厚手のベゼルに刻み男らしい表情で強く高貴な存在価値を見た物に与えてくれる。ほぼノンポリッシュ、使用痕の少ない完璧なその様相に見た者全てを酔い潰させるほどのオーラをこの一品から感じることが出来よう。 |




